作業をメインPCで全てまかなうのではなく、紹介したGeeLarks X2やリモートデスクトップ、定時実行処理などを飛び道具的に活用した仕事環境を構築してみてはいかがでしょうか。
こうした環境構築に、GeeLarks X2は間違いなくオススメできます。普通に使えるレベルの性能はありますし、小型、省エネです。本体約5万円+少々の電気代で、常時使える仕事環境を作れるのは、非常に優れているのではないでしょうか。ただし、構築するには多少なりともPCやネットワークの知識が必要となる点はご注意ください。
なお、リモートデスクトップを強調しましたが、もちろんディスプレイ、キーボード、マウスを接続して、普通に使っても問題ありません。
最後に、少しぶっ飛んだ荒技を紹介しましょう。小型・軽量と、本体の持ち運びは全く苦になりません。ということで、複数の拠点でお仕事される方は、この本体自体を持ち歩いてしまうという発想はいかがでしょうか。それぞれの拠点に、ディスプレイ、キーボード、マウス、USB Type-C電源を配置。本体のみを持ち運ぶ、というわけです。
もちろんノートPCとは違い、移動中に起動させることはできません。しかし、自分に最適化した環境を簡単に持ち運べるというのは魅力的ではないでしょうか。このサイズにもかかわらず、4Kディスプレイ2枚に出力も可能です。電源やディスプレイがないと使えないため、ある意味、カフェなどで使うことができず、画面のぞき見による情報漏えいを防ぎやすくなるかもしれません。これはPC管理者にとっても朗報といえるでしょう。
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