「Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch」は実質Cintiq Proか!? プロイラストレーターが試すある日のペン・ボード・ガジェット(4/4 ページ)

» 2023年09月06日 12時00分 公開
[refeiaITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

まとめ

 では、まとめていきましょう

気に入った点

  • シンプルで親しみやすいデザイン
  • 扱いやすいサイズと接続仕様
  • タッチ操作対応
  • 広色域にある程度対応できる発色性能
  • sRGBモードがある
  • ダイレクトボンディングのクリアな表示
  • フィルムから耐久性などが向上したアンチグレアガラス
  • 実用的なペン性能
  • ドクターグリップやLAMYなどのかわいいペンを楽しめる

難点になり得る点

  • しっかりした価格(初代モデルに比べて大幅アップ)
  • 購入希望者を迷わせる販売バリエーション
  • タッチ不要/予算を抑えたい人は従来モデルから小さくなったモデルしか選択肢が無い
  • 上位機からは格下になるペン
  • 内蔵スタンドが無い
  • 名前が長い

 Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touchは、画面解像度とサイズとペン以外のほとんどの面で上位機と同等の仕様になった、実用的で意欲的なエントリー液タブです。旧モデルは安い反面、妥協した仕様が多くて陳腐化しやすい弱点がありましたが、今回のモデルでは比較的長い間、ディスプレイ製品としての古臭さを感じずに使うことができるでしょう。

 ペンの差異については、いくつかの仕様値がプロペン2より劣っていますが、実際にはそれらの数字の増減よりも、(コラボモデルのペンを除くと)軸の太さの選択肢が無いことと、ごく軽い筆圧の自然さがプロペン2ほどではないことを中心にチェックするのがおすすめです。

 一方で、価格も旧モデルから約2倍になっています。従来のOneシリーズの印象で見るとたじろぐ価格ですが、上位機並みの仕様になり、十分な能力があります。そして、入門/上達期の機材は「気に入っているか」「楽しいか」が全てといっていいほど重要です。カジュアルでキュート、道具に自分らしさを表現しながら使える本機の世界観を好んで入っていくなら、買って間違ったと思うことは少ないモデルと言えるでしょう。

Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch 液タブ ワコム 新型 魔女さんです
前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  3. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  8. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  9. 縦に三つ折りする「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」がタイムセールで12%オフの4820円に (2026年06月10日)
  10. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー