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「Surface Go 4」「Surface Laptop Go 3」「Studio 2」発売! AIとWindows 11推しの新モデルを一挙紹介!(1/2 ページ)

» 2023年10月04日 00時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 日本マイクロソフトは10月3日、新型ノートPC「Surface Laptop Studio 2」「Surface Laptop Go 3」を発売した。個人向けモデルの直販価格(税込み、以下同)は、Surface Laptop Studio 2が33万6380円から、Surface Laptop Go 3が14万2780円からとなる。

 発売に合わせて、同社は報道関係者向けに新製品説明会を開催した。配信が始まったAIエージェント「Microsoft Copilot」を含むオプション更新を意識して、今回リリースされた全モデルにはオンデバイスAI処理を高速化するための仕組みが何らかの形で搭載されているという。

 この記事では、法人専用向けモデルとしてリリースされる「Surface Go 4」(直販価格8万6680円から)と合わせて、新製品の特徴を改めて紹介する。

ピート・キリアコウ氏 今回の説明会に合わせて来日した、Microsoftのピート・キャリアコウ氏(Microsoft Devices担当コーポレートバイスプレジデント)

AIプロセッサを搭載する「Surface Laptop Studio 2」

 Surface Laptop Studio 2は、クリエイター向けの2in1ノートPCである「Surface Laptop Studio」の後継製品となる。

 一見すると、普通のクラムシェルタイプのノートPCに見えるが、ディスプレイにフリップヒンジが組み込まれており、これを反転させることでディスプレイ内蔵型ペンタブレットのように使えるという発想は、先代と変わらない。

 ディスプレイは約14.4型のPixelSense Flow(液晶)パネルで、タッチ操作とペン入力に対応する。WebカメラはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応する「Surface Studio カメラ」を備える。

Surface Laptop Studio 2 Surface Laptop Studio 2の日本向けモデル
ヒンジ 一見すると普通のクラムシェルモデルだが、天板(ディスプレイカバー)の中央部付近にヒンジがあり……
ディスプレイを立てたよ ディスプレイをこのように立てて使ったり……
ディスプレイを完全に寝かせたよ 完全に寝かせて使ったりできる(写真内の「Surface スリム ペン 2」は別売)

 CPUは最新のCore i7-13700H(Pコア6基12スレッド+Eコア8基8スレッド)で、エントリーモデルを除いてNVIDIAの最新GPUも別途内蔵する。CPUだけでなく外部GPUもパワフルなので、冷却機構にはかなり力を入れており、基部のパームレスト付近には大きめの冷却ファンが左右1基ずつ付いている。

 メモリ(LPDDR5X規格)とSSD(PCI Express 4.0接続)の容量、外部GPUの組み合わせは以下の通りだ。

  • 個人向けモデル(Windows 11 Home+Microsoft Office Home and Business 2021)
    • 16GBメモリ+512GB SSD(外部GPUなし)
    • 16GBメモリ+512GB SSD+GeForce RTX 4050 Laptop
    • 32GBメモリ+1TB SSD+GeForce RTX 4050 Laptop
    • 64GBメモリ+1TB SSD+GeForce RTX 4060 Laptop
    • 32GBメモリ+1TB SSD+NVIDA RTX 2000 Ada Generation Laptop
  • 法人向けモデル(Windows 11 Pro)
    • 32GBメモリ+1TB SSD+GeForce RTX 4050 Laptop
    • 64GBメモリ+1TB SSD+GeForce RTX 4060 Laptop
    • 64GBメモリ+2TB SSD+GeForce RTX 4060 Laptop
スケルトンモデル 本機のスケルトンモデル。パームレストの左右には大きめの冷却ファンが1基ずつ備わっている
ヒートパイプ 冷やすモノがモノだけに、ヒートパイプは太めだ

 本機のユニークなポイントとして、CPUや外部GPUとは別にIntelのVPU(AIプロセッサ)である「Movidius 3700VC」も搭載している。これにより、Webカメラにおいて「Windows Studio Effects」を利用できる他、本VPUを利用できるアプリにおける処理パフォーマンスが大きく向上する。

 今回の説明会では、実際にPhotoshopの生成拡張や生成塗りつぶしを使うデモンストレーションが行われた。筆者が普段使っている「ThinkPad X13 Gen 3」(Core i7-1280P搭載)と比べると、外部GPUを搭載していることもあってか、これらの生成AI作業が“一瞬”といっていいくらいのスピードで進んでいくことが印象的だった。

VPU 本機は全モデルにIntel製VPU「Movidius 3700VC」を内蔵している。ある意味でCore Ultraプロセッサを先取りした格好だ
高速です 外部GPUを備えるおかげで、Photoshopの生成拡張(写真)や生成塗りつぶしはとても高速に行える。筆者が普段使っているThinkPad X13 Gen 3と比べてプログレスバーが“ビュン”と伸びていく様子は、本当に圧巻だった

 ポート類は左側面にUSB 3.2 Gen 2 Standard-A端子とThunderbolt 4(USB4)端子×2を、右側面にmicroSDメモリーカードリーダー、イヤフォンマイク端子とSurface Connect端子を備える。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。

 先代は拡張ポートがThunderbolt 4端子しかなかったが、「(本機の主な顧客である)クリエイターからのフィードバックを踏まえて」、本機ではUSB 3.2 Standard-A端子とmicroSDメモリーカードスロットが追加された。USB Type-Cだけでは困る、というシーンはまだまだ多いようだ。

左側面 左側面にはUSB 3.2 Gen 2 Standard-A端子が新たに搭載された。「変換アダプターなしでUSB Standard-Aデバイスをつなぎたい」というニーズに応えたという
右側面 右側面のmicroSDメモリーカードスロットも、ユーザーニーズに応えた結果追加されたそうだ。フルサイズでないのは「本体内部のスペースとの兼ね合い」だという
キーボード 日本向けモデルのキーボードは日本語配列となる。よく見ると、一部キーの表記が先代から変わっている

 学生層やビジネス層を意識した「Surface Laptop Go」や「Surface Go」も、モデルチェンジが行われた。

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