HHKBにもう1つの選択肢! メカニカルキースイッチ+スティックのキーボード「HHKB Studio」を試す(4/7 ページ)

» 2023年10月25日 15時15分 公開
[瓜生聖ITmedia]
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慣れると重宝するポインティングスティック

 HHKB Studioのティーザー広告にあった「#AllinOne」タグを最も体現している機能が、ポインティングスティックだろう。キーボードの中央にあるG/H/Bの3つのキーにまたがるように配置されたポインティングスティックによって、ホームポジションから手を動かすことなくマウス操作ができる。そのため個別にマウスを用意したり、ノートPCのタッチパッドを利用したりする必要もなくなる。

HHKB Studio Happy Hacking Keyboard PFU 高級キーボード メカニカル トラックポイント HHKB Studioの製品コンセプト。全てハンドル部分だけで操作できるレーシング・カーのイメージだ
HHKB Studio Happy Hacking Keyboard PFU 高級キーボード メカニカル トラックポイント G/H/Bキーの間にポインティングスティックが用意される(写真はキャップを外した状態)

 実際に使ってみると、最初は少し違和感があった。理由は自分の経験によるもので、ポインティングスティックはノートPC、つまりキーストロークが約1.0〜2.5mmほどのロープロファイルキーボードに搭載されているケースがほとんどで、HHKB Studioのようなスタンダードな外付けキーボードに採用されたポインティングスティックを使用したことがなかったからだ。しかし、すぐに慣れることができた。

 それよりもなかなか慣れなかったのが、スペースバーの下に3つあるマウスボタンだ。実はこれらのボタンもキーであり、その下にはGateron製のロープロファイル茶軸、つまりタクタイルなメカニカルキースイッチがある。さすがに他のキーよりはキーストロークが短いものの、それでも一般的なマウスよりもはるかに長い約2.5mmであり、ノートPCのマウスボタンをイメージするとかなり押し込みの長さが気になるのではないだろうか。

HHKB Studio Happy Hacking Keyboard PFU 高級キーボード メカニカル トラックポイント ポインティングスティックは、ホームポジションから手を動かさずにマウス操作を行える。“思考の中断”がないのは、マウス操作やタッチパッド操作と大きく異なる部分である
HHKB Studio Happy Hacking Keyboard PFU 高級キーボード メカニカル トラックポイント マウスボタンの下にあるのは、Gateron製のロープロファイル茶軸キースイッチだ。右端のキーは通常のキーに採用されているスイッチ

 なお、キーマップ変更ツールでもマウスボタンに通常のキーを割り当てたり、逆にマウスボタンの機能を別のキーに割り当てたりすることもできる。もしかしたら親指シフト入力にも活用可能かもしれない。

 ポインティングスティックの移動速度は4段階で設定し、キー操作でいつでも変更することができる。デフォルトではFn2+Gキーで速度アップ、Fn2+Bキーで速度ダウン、Fn2+1〜4キーで直接指定となっているが、キーマップ変更ツールで変更可能だ。

 ポインティングスティックを軽く叩くことで、マウス左ボタンとして操作できるよう設定することもできるが、試用した限りではあまり感度が良くなかった。ポインティングスティック回りはまだチューニングの余地があるのかもしれない。今後のファームウェアアップデートで改善されることを期待したい。

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