市場調査会社の台湾TrendForceは11月7日(現地時間)、2022年のSSD世界出荷台数に関する調査結果を発表した。
同社によると、2021年にSSD市場の妨げとなっていたマスターコントロールIC不足が解消したにもかかわらず、2022年のSSD世界出荷台数は前年比10.7%減の1億1400万台にとどまったという。
出荷台数のトップはKingstonで市場シェアの28%を獲得。産業用とOEM市場への拡大でシェアを拡大したとしている。次いでADATA(9%)、Lexar(8%)、Kimigo(8%)、Netac(6%)となっており、上位5ブランドの市場シェアは2021年の53%から59%に増加した。
TrendForceは「大きな市場ボリュームと資金力を持つ大規模なSSDチャネルは、市場の浮き沈みをうまく乗り越え、市場機会をつかむことができた」と評しており、「これらの大手SSD企業は今後数年間でさらに成長し続けると考えている」としている。
米Appleは11月7日(現地時間)、iOS/iPad OS/macOS Ventura/macOS Sonoma/watchOS向けに、バグを解決するソフトウェアアップデートをリリースした。最新バージョンはそれぞれ「iOS 17.1.1」「iPadOS 17.1.1」「macOS Venture 13.6.2」「macOS Sonoma 14.1.1」「watch OS 10.1.1」となる。
なお、通常Appleはソフトウェアアップデート配信時にセキュリティアップデートの内容を公開しているが、今回のアップデートではいずれも「このアップデートには CVE の公開エントリがありません」とされている。このため、セキュリティ関連のアップデートは含まれておらず、バグ修正がメインのアップデートと考えられる。
iOS 17.1.1では、「特定の車種の車内でワイヤレス充電を行った後、まれにApple Payとその他のNFC機能がiPhone 15モデルで使用できなくなることがある問題」が修正されたとのことだ。
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