続いて、XPS 15のスペックは以下の通りだ。
XPS 15のサイズは約344.72(幅)×230.14(奥行き)×18.00(高さ)mmで、重量は約1.86kgだ。頑張ればバックパックに入れて持ち運ぶこともできなくはないが、個人的にはこのサイズや重量であればオフィスや自宅内だけの移動にとどめておきたいと感じる。
インタフェースはUSB 3.2 Gen2のUSB Type-Cポート(DisplayPort対応)が2基、Thunderbolt 4ポートが1基、3.5mmヘッドセットポートが1基、SDメモリーカードスロット×1基となっている。SDメモリーカードスロットによって写真や動画をすぐに取り込める。
本体にはUSB-C - USB-A v3.0およびHDMI v2.0アダプターが付属しており、USB Standard-Aの機器や外部ディスプレイの接続も容易にできる。正直このサイズであればアダプターなしでも実現できたのではないかと思わないこともないが……。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.2に対応する。
キーボードは6段のアイソレーションキーボードで、配列は一般的なものだ。スペースに余裕があるため、特定のキーが極端に小さくなっていることも無く、快適にタイピングできる。
Deleteキーの右にあるのは指紋センサー兼電源ボタンだ。もちろんキーボードバックライトも備えており、照明を落とした場所での作業も快適だ。キーボードの手前にあるタッチパッドは大きく、操作性は良好だった。
ディスプレイは13.4型でアスペクト比は16:10だ。今回試用したモデルは解像度が1920×1200ピクセル(フルHD+)だが、タッチ対応の3456×2160ピクセル(3.5K、OLED)も選べる。写真編集をメインで行う場合などはOLEDモデルを検討してもよさそうだ。
付属しているACアダプターの出力は130Wとかなり高出力だ。筆者が持っているUSB PD対応充電器は100Wが最大だったため、充電はできるが電力不足でパフォーマンスを発揮できない可能性があるという表示があった。充電を行う場合は付属のACアダプターを使った方が良さそうだ。
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