プレミアムとクリエイティブ、どちらを選ぶ? デルの「XPS 13 Plus」と「XPS 15」の性能を検証する(3/4 ページ)

» 2023年11月27日 17時29分 公開
[でこいITmedia]

ベンチマークで両機種のパフォーマンスをチェック

 ここからはベンチマークソフトによるテストでXPS 13 PlusとXPS 15のパフォーマンスをチェックしていく。電源設定はいずれも「最適なパフォーマンス」にして測定している。

CINEBENCH R23

 3Dレンダリングを通してCPUのパフォーマンスをチェックする「CINEBENCH R23」を実行してみた。

  • XPS 15

マルチコア:14228ポイント

シングルコア:1881ポイント

  • XPS 13 Plus

マルチコア:10729ポイント

シングルコア:1576ポイント

photo

 XPS 15に搭載されているCore i7-13700Hは、6コア12スレッドのPコアと、8コア8スレッドのEコアで構成される14コア20スレッドのCPUだ。動作周波数はPコアが2.4GHz〜5.0GHz、Eコアが1.8GHz〜3.7GHzとなっている。

 一方で、XPS 13 Plusに搭載されているCore i7-1360Pは、4コア8スレッドのPコアと、8コア8スレッドのEコアで構成される12コア16スレッドのCPUだ。動作周波数はPコアが2.2GHz〜5.0GHz、Eコアが1.6GHz〜3.7GHzとなっている。

 PBP(Processor Base Power) 45WのHシリーズとPBP 28WのPシリーズでの比較ということもあり、マルチコアで約1.3倍、シングルコアで約1.2倍の差が出ているが、XPS 13 Plusも十分健闘しているといえるだろう。

PCMark 10

 続いてPCの総合ベンチマークアプリ「PCMark 10」の結果を見てみよう。

  • XPS 15

総合:7513

Essentials(アプリ計算、Web会議、Webブラウズ):10997

Productivity(表計算、ワープロ):10152

Digital Content Creation(写真/動画の編集やレンダリング):10308

  • XPS 13 Plus

総合:5244

Essentials(アプリ計算、Web会議、Webブラウズ):9678

Productivity(表計算、ワープロ):7169

Digital Content Creation(写真/動画の編集やレンダリング):5642

photo

 PCMark 10でも大きく差をつけているが、XPS 13 Plusのスコアでも普段使いでは十分快適に作業が可能だ。

3DMark

 続いて「3DMark」を使って3Dグラフィックの性能を確かめてみよう。今回はDirectX 12ベースで高負荷の「Time Spy」、DirectX 11ベースで高負荷の「Fire Strike」の2つを実行した。

  • XPS 15

Fire Strike:16015ポイント

Time Spy:6424ポイント

Fire Strike:4109ポイント

  • XPS 13 Plus

Time Spy:1532ポイント

photo

 独立したGPUを搭載するXPS 15と内蔵GPUのみのXPS 13 Plusを比較するのもどうかと思うが、XPS 13 Plusも数年前のノートPCに比べれば十分なパフォーマンスを備えているといえる。

ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク

 実際のゲームベースのベンチマークテストである「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(FF14ベンチマーク)もチェックしてみよう。解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)で、フルスクリーン表示で実行している。

  • XPS 15

標準品質(ノートPC):14744(とても快適)

高品質(ノートPC):12089(とても快適)

最高品質:11667(とても快適)

  • XPS 13 Plus

標準品質(ノートPC):6776(やや快適)

高品質(ノートPC):5086(普通)

最高品質:3830(設定変更を推奨)

photo

 XPS 13 Plusには厳しいベンチマークかと思っていたが、標準品質(ノートPC)では「やや快適」のスコアが出ている。これはPコアが4基あることが影響していると考えられる。軽めのゲームであれば内蔵GPUのXPS 13 Plusでも十分遊べるという発見は大きい。

 もちろん独立したGPUを備えるXPS 15では最高品質でも「とても快適」のスコアが出ているのでゲームでも安心だ。

CrystalDiskMark

 今回レビューしたXPS 13 PlusとXPS 15には、どちらもSK hynix製のPCI Express 4.0対応SSD「PC801」の512GBモデルが搭載されている。そのパフォーマンスを「CrystalDiskMark 8.0.4」で確かめてみた。

  • XPS 15

シーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1):毎秒7142.43MB

シーケンシャルリード(SEQ1M Q1T1):毎秒4789.39MB

ランダムリード(RND4K Q32T1):毎秒370.04MB

ランダムリード(RND4K Q1T1):毎秒68.59MB

シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1):毎秒5242.52MB

シーケンシャルライト(SEQ1M Q1T1):毎秒3711.81MB

ランダムライト(RND4K Q32T1):毎秒531.90MB

ランダムライト(RND4K Q1T1):毎秒156.90MB

  • XPS 13 Plus

シーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1):毎秒7062.27MB

ランダムリード(RND4K Q32T1):毎秒375.32MB

ランダムリード(RND4K Q1T1):毎秒68.87MB

シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1):毎秒4990.33MB

シーケンシャルライト(SEQ1M Q1T1):毎秒3390.58MB

ランダムライト(RND4K Q32T1):毎秒501.43MB

ランダムライト(RND4K Q1T1):毎秒160.87MB

 PCI Express 4.0接続のSSDを搭載しているため、読み書きの速度は十分すぎるほどに高速だ。大抵の作業は快適にこなせるだろう。

photo CrystalDiskInfoで確認したXPS 13 Plusのストレージ情報
photo CrystalDiskInfoで確認したXPS 15のストレージ情報
photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  8. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年