日本マイクロソフト社内も同様のようだ。津坂社長によれば、社内のほぼ全社員にあたる2500人にもCopilot for Microsoftが利用できるライセンスが割り当てられており、既に同社の社員が自分達なりの使い方を行っているという。津坂社長も実際に同機能を活用しており、例えばプレゼンテーションする内容に関する発表や記事などのリンクをCopilotに収集してもらうといった活用を行っているという。
日本マイクロソフトによれば、利用者ではなく提供者側の視点として、Microsoftと一緒にAIを活用したソリューションを提供するパートナー企業も100社を超えている。津坂社長は「今後も一緒に顧客に優れたソリューションを提供していきたい」と意欲を示した。
「日本マイクロソフト自身が、お客さまの“コパイロット”になって支えていきたいと考えている。さまざまなAIソリューションを提供することで、同社の顧客のデジタル変革を“副操縦士”として支援してきたい」(津坂社長)
津坂社長は「コロナになる前にこの大阪でIgnite Japanを開催したが、今回4年ぶりに戻ってくることができて大変うれしく思っている」と述べた。4年前に大阪で開催していて再び大阪に戻ってくることを誓って終わったそうだが、その後はコロナ禍になってしまったこともあり結果的にその約束が果たせなくなってしまった。今回、大阪で開催されることになったのは、その時の約束を果たすという意味合いもあるという
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