年末に登場した新製品で目立っていたのは、Minisforumの超小型PCだ。Ryzen 9 7940HSと32GBメモリ、1TB SSDにWindows 11 Proを搭載した「UM790-32/1TB-W11Pro(7940HS)」と、Ryzen 7 7735HSを採用した下位の「UM773XTX-32/512-W11Pro(7735HS)」、Ryzen 7 7735HSはそのままに、メモリを16GBに半減させた「UM773XTX-16/512-W11Pro(7735HS)」の3モデルが用意される。価格は順に15万円前後と10万円前後、9万3000円前後となる。
いずれも約126.8(幅)×130(奥行き)×55.1(高さ)mmの小型ボディーにノートPC向けのRyzenプロセッサとDDR5メモリ、PCIe 4.0接続のM.2 SSDを組み込んだ構成となる。上位のUM790-32は2.5GbE対応の有線LANを2基備え、DisplayPortも使えるなどの違いがあるが、最大40Gbps対応のUSB4端子を2基備え、Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3の無線機能を内蔵する点は共通している。
入荷したパソコンSHOPアークは「ASRockのDeskMiniシリーズなどの小型ベアボーンも人気がありますが、やはり手のひらサイズで十分に使えるマシンがほしいという需要は根強くあります。姿を消したIntel NUCの代わりになりうるシリーズだと思います」と話していた。
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