2月2日、AMDからSocket AM5に対応するAPU「Ryzen 8000G」シリーズが売り出された。ラインアップは下記の2モデルで、どちらもCPUクーラー(Wraith Stealth)が付属する。また、1週間後には下位の「Ryzen 5 8500G」も投入される見込みだ。
モデル名 | コア | スレッド | 動作クロック | 内蔵GPU | 消費電力 | 価格 |
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Ryzen 7 8700G | 8コア | 16スレッド | 4.2〜5.1GHz | Radeon 780M | TDP 65W | 5万8000円弱 |
Ryzen 5 8600G | 6コア | 12スレッド | 4.3〜5.0GHz | Radeon 760M | TDP 65W | 4万円弱 |
多くのショップが、販売当日から好調に売れていると話していた。パソコンSHOPアークは「(2021年8月に)Ryzen 5000Gが登場してから2年半ぶりのAPUの新シリーズということで、待っていた人は多い様子です。まずまず強いグラフィックス機能が欲しいけれど、外付けグラフィックスを付けるほどではないというラインの需要に刺さっていますね」という。
なお、導入する際は大抵の場合、UEFI(BIOS)のアップデートが必要だ。パソコン工房秋葉原本店は「AMD B650にしろX670にしろ、ごく最近のバージョンに更新しないとポストしません。対応マザーの多くはBIOS Flashbackに対応しているので、そちらを施してから新型APUを載せてください」と注意を促していた。
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