Ryzen 8000Gシリーズと同時に、Ryzen 5000シリーズの新作も登場している。ラインアップは下記の通りだ。
モデル名 | コア | スレッド | 動作クロック | 内蔵GPU | 消費電力 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Ryzen 7 5700X3D | 8コア | 16スレッド | 3.0〜4.1GHz | − | TDP 105W | 4万3000円弱 |
Ryzen 7 5700 | 8コア | 16スレッド | 3.7〜4.6GHz | − | TDP 65W | 3万円弱 |
Ryzen 5 5600GT | 6コア | 12スレッド | 3.6〜4.6GHz | Radeon Graphics | TDP 65W | 2万4000円強 |
Ryzen 5 5500GT | 6コア | 12スレッド | 3.6〜4.4GHz | Radeon Graphics | TDP 65W | 2万1000円強 |
Ryzenシリーズの最初期からあるSocket AM4に対応する久々の新製品とあって、各ショップで8000Gシリーズとは別の注目を集めている。あるショップは「(Socket AM4対応マザーが登場した)2017年春から続くソケットに対応しているのはすごいですよね。だいたい7年。AMDユーザーはマザーを長く使う人が多いですし、最後のアップデートに買い求めるケースもたくさん出てきそうですね」と期待を込めて話していた。
中でも目立っているのは「Ryzen 7 5700X3D」だ。2022年4月に登場した「Ryzen 7 5800X3D」と同じく、積層技術「3D V-Cache」によりL3キャッシュを96MB積んでいる。パソコンSHOPアークは「コストを抑えつつゲーミング性能を上げたいという人に、プロセッサの載せ替えで強化を体感しやすいかなということで、面白いモデルだと思いますね」と評価していた。
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