プロナビ

IntelがvPro対応「Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)」「Coreプロセッサ(第14世代)」を発表MWC Barcelona 2024(1/2 ページ)

» 2024年02月28日 02時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Intelは2月27日(中央ヨーロッパ時間)、企業向け管理機能「Intel vProプラットフォーム」に対応する「Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)」と「デスクトップ向けCoreプロセッサ(第14世代)」のラインアップを公表した。搭載製品は2024年第1四半期から順次発売される。また同社はこれに合わせて、Microsoftと共同で「AI PC」の定義を発表した。

vPro vPro対応のCore Ultraプロセッサ(シリーズ1)とCoreプロセッサ(第14世代)のラインアップが公表された

vPro対応Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)の特徴

 vPro対応Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)は、従来のvPro対応CPUと比較すると以下の特徴を備えている。

  • Intel Threat Detection Technology(TDT)」の改良
    • CPUに統合された「Intel AI Engine」(NPU)を脅威の検出に活用
    • 推論ベースのAIを使うことで脅威の検出速度を向上しつつも、消費電力を削減
  • 「Intel Silicon Security Engine」への対応(新規搭載)
    • ファームウェアレベルの脅威への対応を専用ハードウェアで実施
  • 「Windows 11 Pro」で包括的なセキュリティを実現
  • 「Intel Device Discovery」への対応(新規搭載)
    • クラウドベースでvPro対応CPU搭載PCの管理/情報収集を行う仕組み
    • 「Intel Platform Innovation Framework」を通して利用可能
UltraのvProの特徴 vPro対応Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)では、脅威検出にNPUを活用することで検出パフォーマンスや消費電力の改善を行っている。また、UEFIを始めとするファームウェアをハードウェアベースで防護する仕組みにも対応している
ハードウェアの可視化 加えて、デバイス管理のクラウドベース化をより押し進め、デバイスの“可視化”をしやすくしている
Enterprise vPro Enterprise対応CPUを備えるPCについては、デバイス管理システムをSaaSとして構築できるようになる
メリット vPro対応Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)を使うメリット

ワークステーション向けの「Proドライバー」も登場

 Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)には、Intel Xe-LPGアーキテクチャのGPUが統合されている。このGPUの名称は、一定の条件を満たすと「Intel Arc Graphics」となることは既報の通りだ。

 このIntel Arc Graphicsについて、プロ向けグラフィックスドライバー「Intel Arc Pro Driver」が登場する。主にモバイルワークステーションでの利用を想定しており、AutoDeskなど、複数のISV(独立ソフトウェアベンダー)からの認証を取得しているという。

Proドライバー Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)の内蔵GPUで利用できる「Intel Arc Proドライバー」が登場する。ISVからの認証を取得することで、CPU内蔵のIntel Arc Graphicsをプロユースしてもらおうということのようだ
パフォーマンス 先代の「Core i9-13900H」と比べると、「Core Ultra 185H」はモバイルワークステーションで使われるワークロードは最大12倍高速化できるという

 次のページでは、vPro対応CPUのラインアップを紹介する。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  3. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 縦に三つ折りする「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」がタイムセールで12%オフの4820円に (2026年06月10日)
  6. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  7. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  8. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  9. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  10. DJI初の360度カメラドローン「DJI Avata 360」実機レポ 多彩な8K空撮、これは“空飛ぶOsmo 360”だ (2026年06月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー