プロナビ

IntelがvPro対応「Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)」「Coreプロセッサ(第14世代)」を発表MWC Barcelona 2024(2/2 ページ)

» 2024年02月28日 02時00分 公開
[井上翔ITmedia]
前のページへ 1|2       

vPro対応CPUのラインアップ

 vPro対応のCore Ultraプロセッサ(シリーズ1)/Coreプロセッサ(第14世代)は以下の通りだ。今回はvPro対応の“特別な”モデル(SKU)はなく、いずれも発表済みの製品となる。詳細なスペックは、過去の記事を参照してほしい。

Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)

 ★印の付いているモデルは「vPro Essential」対応(一部機能のみ利用可能)で、他のモデルは全て「vPro Enterprise」対応(全機能を利用可能)となる。

  • Hシリーズ(Intel Arc Graphics搭載:※2)
    • Core Ultra 5 125H★
    • Core Ultra 5 135H
    • Core Ultra 7 155H★
    • Core Ultra 7 165H
    • Core Ultra 9 185H
  • Uシリーズ(BGA Type4 HDIパッケージ/Intel Graphics搭載)
    • Core Ultra 5 134U
    • Core Ultra 7 164U
  • Uシリーズ(BGA Type3パッケージ/Intel Graphics搭載)
    • Core Ultra 5 125U★
    • Core Ultra 5 135U
    • Core Ultra 7 155U★
    • Core Ultra 7 165U

(※2)メモリが容量16GBかつデュアルチャネル構成の場合(条件を満たさない場合、あるいはメーカーが意図をもって指定した場合はIntel Graphicsとなる)

vPro対応Ultra vPro対応Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)のラインアップ
Edition 「Intel Evo Editionプラットフォーム」の認証は、vPro対応ノートPCに対しても実施される。vProとEvo Editionの両方に準拠している場合は、画像にもあるような専用デザインのバッジが付与される(2024年内に30を超える準拠モデルが登場するそうだ)
3年前 3年前(第11世代Coreプロセッサ)を搭載するノートPCからの乗り換えでも、一般的なオフィスアプリなら最大47%のパフォーマンス向上を望めるという
Ryzenとの比較 Ryzen 7040Uシリーズと比べても優位性があるとアピールしている(Intel側がHシリーズのCPUなのは、第12〜13世代Coreプロセッサにおける「Pシリーズ」の役割を兼ねているからだと思われる)
ビデオ会議 ビデオ(Web)会議であれば、第13世代Coreプロセッサと比べると最大で36%の消費電力削減効果があるという
Ryzenとの比較 Ryzen 7040シリーズと比べても、基本的には消費電力面では優位に立つという

Coreプロセッサ(第14世代)

 デスクトップ向けCoreプロセッサ(第14世代)については、全モデルでvPro利用時における機能差分はない。また、Intel 600シリーズチップセットを搭載する一部のマザーボードと組み合わせた場合は、ECC(エラー誤り訂正)メモリモジュールにも対応する。

  • アンロック対応モデル(基本消費電力:125W)
    • Core i5-14600K
    • Core i7-14700K
    • Core i9-14900K
  • メインストリームモデル(基本消費電力:65W)
    • Core i5-14500
    • Core i5-14600
    • Core i7-14700
    • Core i9-14900
  • 低消費電力モデル(基本消費電力:35W)
    • Core i5-14500T
    • Core i5-14600T
    • Core i7-14700T
    • Core i9-14900T
デスクトップ向け(その1) vPro対応Coreプロセッサ(第14世代)の一覧(その1)
デスクトップ向け(その2) vPro対応Coreプロセッサ(第14世代)の一覧(その2)
デスクトップ向け(その3) vPro対応Coreプロセッサ(第14世代)の一覧(その3)
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月10日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  3. M4チップ登場! 初代iPad Proの10倍、前世代比でも最大4倍速くなったApple Silicon (2024年05月08日)
  4. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  5. iPad向け「Final Cut Pro 2」「Logic Pro 2」登場 ライブマルチカム対応「Final Cut Camera」アプリは無料公開 (2024年05月08日)
  6. パナソニックがスマートTV「VIERA(ビエラ)」のFire OSモデルを6月21日から順次発売 Fire TVシリーズ譲りの操作性を実現 (2024年05月08日)
  7. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  8. マウス、モバイルRyzenを搭載した小型デスクトップPC「mouse CA」シリーズを発売 (2024年05月08日)
  9. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
  10. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー