APU(GPU統合型CPU)のRyzenや、GPU「Radeon RX 7000シリーズ」を搭載したPCで、生成AIの各種アプリケーションを実行する手順を米AMDが公開した。
GPTベースのLLM(大規模言語モデル)を使ったAIチャットbotの実行、LLMをローカルでカスタマイズできる検索拡張生成(RAG)の導入、プログラミングにおけるコーディングアシスタントの実行という3つの手順を公式ブログで紹介している。
GUIで操作できるLLMの検証・実行アプリ「LM Studio」の導入手順から、具体的なAIモデルの検索方法などをスクリーンショット付きで紹介している。いずれも英語だが、同社の日本法人は日本語でそれぞれ「AMD Ryzen AI PCやRadeonグラフィックスカードで大規模言語モデル(LLM)を実行する方法」「AMD Ryzen AI PCで検索拡張生成(RAG)を有効にする方法」「AMD Ryzen AI PCにAIコーディング・アシスタントを導入する方法」と題しており、機械翻訳でも十分に理解できるだろう。
AMDは、これらがインターネット接続を必要とせず、サブスクリプション料金も不要で、完全にローカル環境で実行できることをアピールしている。
米NVIDIAがローカル環境で実行できるAIチャットbotツール「Chat with RTX」を公開したが、AMD製品でも同様の処理ができることをアピールする狙いだ。
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