Intelは3月26日(米国太平洋時間)、独立系のソフトウェア開発者(ISV)とハードウェアベンダー(IHV)を支援するプログラム「Intel AI PC Acceleration Program」の最新の取り組みを発表した。開発者やベンダーが利用できる情報の拡充を図る他、ISVには新たな「開発者キット」を提供する計画だという。
Intel AI PC Acceleration Programは、自社のNPU統合型CPUを搭載する「AI PC」を2025年までに1億台普及させるという目的のもと、2023年10月に立ち上がった。
新たな取り組みでは、ISVに対してASUSTeK Computer(ASUS)の「ASUS NUC 14 Pro」をベースとする開発者キットを提供する。このキットには、開発に必要なソフトウェアスタックがプリインストールされており、Intelが推進する「OpenVINO」だけでなく、「ONNX」「DirectML」「Web Neural Network(WebNN)」といったNPUを利用するための各種APIを使ったソフトウェア開発をすぐに始められるようになっている。
Intelでは、今後も新しい「開発者キット」が登場したらISVに早く提供できる体制を構築するという。
一方、IHVに対してはIntelのリソースを利活用したハードウェア開発支援を受けられるようになるという。一例として、以下の支援が用意されているという。
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