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CopilotでTeams会議の生産性アップへ Jabra製品のMicrosoft認定デバイスで話者識別、文字起こし機能が強化 それがどう役立つのか(2/2 ページ)

» 2024年04月11日 16時40分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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Copilotを搭載したTeamsと「Jabra PanaCast 50」会議の生産性を上げる

 CopilotやTeamsなどのトレーニングやセミナー講師を務めるイマジンネクストの萬野有貴氏は、統一されたブランドのCopilotがいかに業務の効率化に寄与するかや、同じ会議室にいる複数参加者の話者識別という課題について触れ、Jabra PanaCast 50を導入することのメリットを記者向け説明会で解説した。

 Jabra PanaCast 50は2021年4月に発表されたAI機能搭載のインテリジェントカメラ搭載のサウンドバーだ。正面中央付近に1300万画素のレンズ3つを内蔵したカメラを搭載しており、180度の視野角を持つ。これにより、会議室のどこに座っていても参加者全員を映し出せる。

 また、Jabra PanaCast 50から離れた場所に座っている人の声も捉えるマイクも搭載しており、リモートで参加しているメンバーであっても、疎外感を覚えることはないという。

Jabra PanaCast 50の特徴 Jabra PanaCast 50は小中規模の会議室にマッチするインテリジェントビデオバー
Jabra PanaCast 50 PanaCast 50の3つの特徴により、リモートで参加しているメンバーも疎外されていると感じずに済む

 さらに、Jabra PanaCast 50を設置した「インテリジェント ミーティングルーム エクスペリエンス」には次のような機能やメリットがあると紹介した。

インテリジェントズーム

 180度の視野角によって会議室全体を映し出せるだけでなく、参加者の人数や座る場所に応じて画角いっぱいに全員が表示されるようオートフレーミングする。

インテリジェントズームの概要 インテリジェントズームの概要。参加人数に応じて画角を変え、全員が適度な大きさでフレームインするようにする

バーチャルダイレクター

 話者にズームするので誰が話しているのか一目瞭然になる上に、表情も確認できる。

バーチャルダイレクターの概要 バーチャルダイレクターでは発言者をズームアップ/フレームインするので、リモートで参加している人でも誰が発言しているのか、発言者がどのような表情をしているのかを把握しやすい

インテリジェントミーティングスペース

 ガラス張りの会議室であったとしても、会議室外の人にフレーミングしないよう会議室の範囲を定義できる。

インテリジェントミーティングスペースの概要 インテリジェントミーティングスペースで会議室外の人までフレームに収めないよう設定できる

ホワイトボードカメラ(Microsoft Teamsが提供している機能)

 ホワイトボードに書かれた内容をリモートからの参加者も会議室内にいるように確認できる。Jabra PanaCast 50がMicrosoft Teams Rooms認定のコンテンツカメラを内蔵しているため実現できる

ホワイトボードカメラの概要 ホワイトボードに描かれたコンテンツをリモートからの参加者でもよく視聴できるようにするホワイトボードカメラ

インテリジェントスピーカー(Microsoft Teamsが提供している機能)

 同じ会議室に複数の参加者がいても話者を識別する。Jabra PanaCast 50で識別できる人数は最大10人。これにより精度の高い議事録や要約を作成できる。

インテリジェントスピーカーの概要 Microsoftの音声プロファイルにより、発言者を識別し、書き起こし時に話者の名前を挿入していく。Microsoft Teams Roomに対応したインテリジェントスピーカーが必要であり、Jabra PanaCast 50はMicrosoft認定を受けた初のバータイプデバイスである

ダイナミックコンポジション/インテリフレーム(Microsoft Teamsが提供している機能)

 同じ会議室にいる複数人をパノラマではなく、それぞれ別のカメラで捉えているかのように別々のフレームで映し出す。直近の発言者4人のみをタイルビューで映し出す「シングルストリーム」と、直近の発言者2人をタイルビューで、それ以外のメンバーをパノラマビューで表示する「マルチストリーム」も用意されている。

ダイナミックコンポジション/インテリフレームの概要 2つの見え方から選べるダイナミックコンポジション

人物認識(ピープルリコグニション)(Microsoft Teamsが提供予定の機能)

参加者の顔を認識し、ダイナミックコンポジション利用時にメンバーの名前をリモートで参加している人と同じように表示する。同機能は今後のアップデートで追加予定。

人物認識の概要 参加者の顔で人物を認識する人物認識(ピープルリコグニション)は、今後搭載予定となっている

 萬野氏は、これらの機能がどのように働くかのデモ動画も披露した。動画では、誰もいない小規模の会議室全体がまず映し出され、参加者2人が入室するとズームイン。2人が左右に分かれて座ると、画角に収まるよう広角表示に切り替わった。

誰もいない会議室 インテリジェントズームのデモ。会議室に人がいない場合、180度全体をパノラマ表示している
入室で変わる画角 会議室に参加者が入室すると自動的に人をフレームに収める
参加者全員をフレームイン 参加者の座る位置に関係なく、全員をフレームに収めるよう画角を自動的に変える

 参加者の1人がホワイトボードに書き始めるとカメラはホワイトボードにズームインし、リモートからの参加者でも正面で見ているような画角に切り替わった。

 ホワイトボードを利用していると、書き込みの際どうしても筆記者の体がホワイトボードへの視界を遮ってしまうが、ホワイトボードカメラ機能により筆記者の体が半透明になる。

 リアルタイムで筆記している文字も読め、先ほどのポジショニングも含め、リモートで参加している人のほうがホワイトボードを見やすいのではないかと思うほどであった。

ホワイトボードカメラ ホワイトボードが筆記者の陰に隠れてしまっても人物を半透明にしてリアルタイムで筆記している様子を確認できる

 会議の途中から参加した人が、インテリジェントスピーカーによって話者を識別した上で書き起こしをしていること、またCopilotによる要約により、どこまで会議が進んだかを瞬時にキャッチアップする様子も示された。

 このように、萬野氏のパートではMicrosoftが提供するCopilotのAIテクノロジーと、Microsoftが認定したビデオバーを組み合わせることで、Teamsでの会議が有意義なものになることが説明された。

 なお、インテリジェントスピーカー対応の認定を受けたのは、Jabra PanaCast 50単体の他、「Jabra PanaCast 50 Room System」(Windowsベース)と「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」(Androidベース)の2製品だ。Jabra PanaCast 50 Video Bar Systemは、Microsoftが2023年4月に発表したAndroid向けシステム「デバイスエコシステムプラットフォーム」を採用した世界初のデバイスでもある。

 最後に登壇したGNオーディオジャパンの加藤昭彦氏は、Microsoftがインテリジェントスピーカー以外のTeamsに対応したデバイスでも話者認識機能を提供予定であるため、PanaCast 50の強みが弱くなるのではないかという質問に対して次のように回答した。

 「Jabra PanaCast 50は数年前にリリースしたものだが、AIを搭載するという点では他者に先んじており、Jabraはリーディングカンパニーであるという自負がある。Microsoftが求める高い条件やテストをクリアして認定を取得した製品でもあるので、今後、インテリジェントスピーカーを搭載していないTeams対応デバイスで話者認識に対応するようになったとしても、質の高いWeb会議を提供できると考えている」(加藤氏)

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