アドビは4月18日、モバイル(Android/iOS)向けの「Adobe Express」アプリをバージョンアップした。新バージョンでは、β版アプリで3月17日から試用できた生成AI機能が正式実装されており、βテストに参加していないユーザーで生成AIを利用できるようになった。
新バージョンの生成AI機能は、同社の生成AI「Adobe Firefly」を利用している。簡単なテキストでプロンプト入力すれば、画像やデザインを瞬時に生成したり、人物やオブジェクトを挿入/削除/置換したり、効果的な見出しやコピーを作成したり、テンプレートを作成したりできる。「音声でキャラクターを動かす」や「字幕を自動生成」などのAI機能で、複雑な処理を自動化することもできる。
動画編集機能では、テンプレートをベースとして、動画クリップ/画像/音楽を組み合わせることができる。アニメーションや、高精度かつ編集もカスタマイズもできるキャプション(日本語を含む100以上の言語に対応)も瞬時に生成可能だ。
「Adobe Creative Cloud(Adobe CC)」に加入しているユーザーは、Adobe Expressの全機能をデスクトップ、Web、モバイルで利用できる。
モバイル版「Adobe Express」にβアプリ登場 生成AI「Adobe Firefly」を統合
KDDIグループとELYZAが資本業務提携 生成AIサービスを企業や自治体向けに提供
KDDIのメタバース「αU」とGoogleの生成AI「Gemini Pro」が連携 2024年度以降に商用化
「Pixel 8 Pro」にGoogleの生成AIモデル「Gemini Nano」搭載 その他の「Feature Drops」も一気に紹介
Samsung、モバイル生成AI「Galaxy AI」を2024年に提供へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.