未来を創る「子どもとプログラミング教育」

大型掲示装置やSTEAM教材の展示も充実――「NEW EDUCATION EXPO 2024」で見た教育の未来(2/4 ページ)

» 2024年07月09日 17時00分 公開
[石井英男ITmedia]

シャープマーケティングジャパン:プログラミング教育に「ロボホン」を!

 シャープマーケティングジャパンのブースでは、電子黒板や電子ペーパーディスプレイ、コミュニケーションロボット「ロボホン」を利用したプログラミング教材などが展示されていた。同社はシャープの国内マーケティング子会社で、シャープ製品の卸売りや、各種ソリューションの販売などを手掛けている。

 電子黒板「BIG PAD Campus(PN-LC752)」は、多機能タイプの電子黒板だ。PCを接続しなくても単体でWebブラウザやドキュメントビューア、画面録画機能など利用できる他、画面を“双方向で”送受信できる「ワイヤレスキャスト」機能も備えている。

PN-LC752 シャープマーケティングジャパンのブース。中央に転じされているのが、BIG PAD Campus(PN-LC752)だ

 電子ペーパーディスプレイは、書き換え時のみ電力を消費するため、案内掲示板などのサイネージ用途にも向いている。

 シャープは大きさや発色数の異なる複数の電子ペーパーをリリースしているが、今回は7.3型4色両面モデル「ePoster(EP-C071)」などが展示されていた。

EP-C071 電子ペーパーディスプレイ「ePoster」の7.3型4色両面モデル「EP-C071」。両面モデルということもあって、写真の表示面の反対側にも画像を投影できるようになっている

 また、シャープ製のコミュニケーションロボット「ロボホン」を利用したプログラミング教材の展示も行われていた。ブロックプログラミングでロボホンの制御が行える他、「ChatGPT」を活用したAI会話も可能だという。

ロボホン コミュニケーションロボット「ロボホン」を利用したプログラミング教材

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