8月2日、AMDの新CPU「Ryzen 9 5900XT」と「Ryzen 7 5800XT」が各ショップに入荷した。共にSocket AM4に対応するZen 3アーキテクチャ採用モデルとなる。仕様と価格は以下の通りだ。
ラインアップ | コア | スレッド | 動作クロック | 内蔵GPU | 消費電力 | CPUクーラー | 価格(税込み) | |
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Ryzen 9 5900XT | 16コア | 32スレッド | 3.3〜4.8GHz | なし | TDP 105W | なし | 7万円弱 | |
Ryzen 7 5800XT | 8コア | 16スレッド | 3.8〜4.8GHz | なし | TDP 105W | AMD Wraith Prism付属 | 4万9000円弱 | |
現行のSocket AM5対応ではないため、発売日の反響は控えめというショップが多かった。その中でもよく売れているのが、上位のRyzen 9 5900XTだという。
ドスパラ秋葉原本店は「Socket AM4対応のCPUで16コアを搭載しているのは2020年11月登場の『Ryzen 9 5950X』となりますが、現在はなかなか入手できない状況です。5950Xと近いスペックで7万円を切る価格で16コアが買えるということもあり、古めのマザーボードを使っている人に注目されていると思います」と話していた。
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