本機には独自のローカルAIアプリ「MuseTree」が導入されており、テキストとスケッチ、アイデアマップを利用した画像生成が楽しめる。AIイメージモデルには「Stable Diffusion V1.5」が利用されており、Windows標準の「コクリエイター」よりも高品質な画像生成を楽しめる。
また、独自アプリとして、画像や動画などのメディアを解析して自動で分類してくれるメディアハブ「StoryCube」も導入している。
これらのアプリは、ProArtシリーズ専用のユーティリティーアプリ「ProArt Creator Hub」からアクセスできる。ProArt Creator Hubには、色域モードの設定や色校正、DialPadの設定なども用意されている。
ここからは、本機のベンチマークテストの結果を掲載する。MyASUSで設定できるオペレーティングモードは、特に言及がない限りは「パフォーマンスモード」として計測した。
CINEBENCHのスコアは、ノートPCとしてはかなり突き抜けている。同じRyzen AI 9 HX 370を搭載した「ZenBook S 16(UM5606WA)」をさらに上回るスコアで、Core Ultra 9 185H搭載の「ROG Zephyrus G16(2024)」や、Snapdragon X Elite X1E-78-100搭載の「Vivobook S 15(S5507QA)」も上回っている。フォームファクターを考えると脅威的なパフォーマンスだ。
オペレーティングモードを「ウィスパーモード」、画面輝度を50%に設定した上で、PCMark 10のバッテリーテスト(Modern Office Battery Life)を使ってバッテリー駆動時間を計測したところ、99%から2%(強制休止状態)になるまで「4時間19分」かかった。
UL Procyon Benchmark Suitesの生成AIテスト「AI Image Generation Benchmark Steel Nomad Light 1.5(FP16)」の結果(外部GPU利用)
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