Intel製CPUに脆弱性 最大深刻度は「High」/家族間のゲーム共有を手軽に行える新機能「Steamファミリー」登場週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2024年09月15日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、9月8日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

Intel製CPUに脆弱性 最大深刻度は「High」

 米Intelは9月10日(現地時間)、月例のセキュリティ アドバイザリ(セキュリティに関する情報提供)を公開した。9月は4件のアドバイザリが公開されており、最大深刻度は「HIGH」となっている。

photo Intelが9月度のセキュリティアドバイザリを公開した

 公開されたのは以下の4件で、カッコ内は深刻度だ。

  • 2024.3 IPU - Intel Processor RAPL Interface Advisory(MEDIUM)
  • 2024.3 IPU - Intel Processor Advisory(MEDIUM)
  • 2024.3 IPU - UEFI Firmware Advisory(HIGH)
  • Intel RAID Web Console Software Advisory(MEDIUM)

 なお、「Intel RAID Web Console Software Advisory」には、CVE番号ベースで9件の脆弱(ぜいじゃく)性が含まれており、CVE番号ベースでは計11件となっている。

 いずれも対策済みのファームウェアやアップデートがリリースされており、できるだけ早い適用が推奨される。

家族間のゲーム共有を手軽に行える新機能「Steamファミリー」登場

 米Valveは9月12日(現地時間)、PCゲームプラットフォーム「Steam」で「Steamファミリー」が全てのユーザーで利用可能になったと発表した。

photo Valveは、家族間でゲームの共有を行える「Steamファミリー」を発表した

 Steamファミリーは、従来のSteamファミリーシェアリングとSteamファミリービューに代わるもので、家族がアクセスできるゲームとプレイ時間を1か所で管理できるようになる。

 最大5人のファミリーメンバーを登録でき、メンバー間で共有可能なゲームに自動的にアクセスできるようになる。また、子供のアカウントがファミリーメンバーにある場合、そのアカウントでプレイできるゲームやプレイ時間を制限するペアレンタルコントロールが可能だ。

 なお、同じゲームを複数人で同時にプレイすることはできない。例えば、あるメンバーが「Portal 2」と「Half-Life」を所有している場合、そのメンバーがPortal 2をプレイ中に他のメンバーがHalf-Lifeをプレイすることは可能だが、同時にPortal 2をプレイすることはできない。この場合、もう1つPortal 2を購入する必要がある。

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