PC用パーツやオーディオ周辺機器などを卸売/製造/販売するアユートのブースでは、主にオーディオ関連機器が展示されている。
同社が取り扱うブランドの1つ「AZLA」は、2017年に設立された韓国発祥のイヤフォンメーカー……なのだが、「E0(E ZERO)」のブランドのもと、PC用のキーボードに参入することになったという。今回、その参入第1弾となるキーボード「OCTOPUS 8K」が参考出展されていた。今のところ国内での発売時期や販売価格は未定とのことだ。
その他、qdcのイヤモニター「SUPERIOR」の限定カラー「Rondo Purple」にも注目だ。これはSUPERIORのフェイスプレートとキャリングケースのカラーリングを変更した数量限定品となる。
このカラーは、スマートフォンゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」に登場するキャラクター「神谷奈緒」をモチーフとしている。彼女は今後、qdcブランドとSUPERIORのアンバサダーとして活躍するという。
なお、一部の販路では、SUPERIOR Rondo Purpleの購入者にクリアイヤピースをプレゼントするキャンペーンも実施する。デレマス好きの皆さんは、ぜひアユートブースで詳細をチェックしてみてほしい。
MRグラスで知られるXreal(日本Xreal)は、今回のゲームショウで発表されたばかりのAndroidデバイス「XREAL Beam Pro 5G」を初披露した。
Beam Pro 5Gは、同社のMRグラス向けコントロールデバイス「XREAL Beam Pro」に5G/LTE通信機能を追加したモデルだ。
5G/LTE通信をするには、別途nanoSIMカードを用意する必要がある。eSIMではないのは、元々の設計としてnanoSIMカードの搭載を想定していたからだという。
基本的に5G/LTE通信機能が追加された以外はBeam Pro(Wi-Fiモデル)と同一仕様で、1台で「3D撮影対応カメラ」「Androidタブレット」「映像投影デバイス」の3役を果たす。
アウトカメラは、瞳孔間距離に近い約50mmの距離に2つのレンズを配置することで3D撮影に対応する。メモリは8GB、ストレージは256GBを備え、最大1TBのmicroSDメモリーカードにも対応する。
SoCはQualcommの「Snapdragon 6 Gen 1」をベースに、空間コンピューティングに最適化された「空間コンパニオンプロセッサー」を搭載している。ミドルレンジクラスのSoCをベースとしたことについて、Xrealのネギ・コー氏は「ハイエンドクラスでは価格が跳ね上がってしまう。空間コンピューティングの民主化には、販売価格を抑える必要がある。ミドルレンジクラスでも、空間コンピューティングに最適になるようカスタマイズしているので、不足を感じないはずだ」と説明する。
ゲーミング周辺機器を手掛けるSteelSeriesのブースでは、同社初のワイヤレスイヤフォン「Arctis Gamebuds」が展示されている。
「あれ、初めてだっけ?」と思う人もいるかもしれないが、ヘッドフォンタイプの製品(ワイヤレスヘッドセット)はリリースしてきたものの、イヤフォンタイプの製品は今回が初めてとなる。
接続は、USB接続の2.4GHzレシーバーとBluetooth 5.3の両方に対応する。USBレシーバーはイヤフォンと同じ充電ケースに収納可能だ。レシーバーはUSB Type-C端子に対応している上、L字型となっているため、スマートフォンにつないでも操作の邪魔にならないように工夫されている。
充電はUSB経由の他、Qi(チー)規格のワイヤレスチャージャーでも行える。
ブースには、9月26日に発表された新型ゲーミングキーボード「Apex Pro Gen 3」シリーズも展示されている。Amazon.co.jpや楽天市場の他、ヨドバシカメラやビックカメラのECサイトで予約を受け付けており、10月29日に販売を開始するという。
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