ビジネスPCを含めたPCのパーツを選定する上で、たびたび議論にあがるメモリ。X(旧Twitter)でもPCに搭載されているメモリの量について話題になっている様子を見かけたことがある人も多いのではないだろか。
Windows XPやWindows 7が主流だった時代は、ビジネスPCに採用されているOSの多くが32bit版だったこともあってか、4GBを搭載していれば十分だった。
またそれと同時に、Windows XPとWindows 7は安定性の高さから根強い人気があり、非常に長い間利用されてきた。これが「ビジネスPCのメモリは4GBで十分」という認識が定着した理由ではないかと筆者は考えている。
例えば、Windows 11の“最小”システム要件を見てみると「メモリが4GB搭載されていること」と記載されている。
64bit版Windows 7の最小システム要件がメモリ2GBだったことから分かる通り、現代においては「PCのメモリが4GBでは、OSを最低限動かすことしかできない」ということを理解しておきたい。
IT略語:今更聞けない、CPUの意味?
私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? ポイントを連載で解説
「Copilot+ PC」って何だ!? 「AI PC」は早くも第2世代へ
外付けGPU「ONEXGPU」でビジネスノートPCをパワーアップしてみた オンライン会議における“もっさり”の解決策になる?
法人事業の強化で、100年企業を目指す――「ドスパラ」のサードウェーブが8月に社長を交代 新社長はインテル出身の井田晶也副社長
Core Ultra搭載でAI PC化した「Surface Pro 10」「Surface Laptop 6」登場 ただし法人向けモデルのみCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.