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私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? 〜メモリ編〜情シス目線のビジネスPC選び(3/4 ページ)

» 2024年10月02日 12時15分 公開
[Yukito KATOITmedia]

PCでの作業はどんどん広範囲に、扱うコンテンツもよりリッチに

 さて、OSの最小システム要件が昔と比べて高くなったことが分かったが、そうであるなら「推奨されるメモリの容量はいくつなのか」という疑問が思い浮かぶ。

 少し前の感覚なら「最小システム要件の2倍程度、Windows 11であれば8GBのメモリを搭載すれば快適なビジネスPCが出来上がるのではないか」と考えがちだが、なかなかそうもいかないのが最近のPC事情だ。

 昔と比べてWebページは動画コンテンツやさまざまなスクリプトなど、ふんだんに画像ファイルが使われるようになり、かなりリッチなコンテンツが増えてきた。

 Webページのコンテンツがリッチになればなるほど、使用されるメモリ量は増えてくるし、Google Chromeのようにタブブラウザが主流となっているため、おのずと開くタブの数も増えてくる。

 一例として、筆者のPCのタスクマネージャーを開いてみると、タブを30個開いている状態で、既に約6.5GBのメモリを使用していることが分かる。

photo 64GBのメモリを搭載した筆者のPCのタスクマネージャーの様子

 特に最近の業務では、検索エンジンで調べ物をするだけでなく、Google WorkspaceといったSaaSツールを多用することも増えた、開くタブの数も自ずと増えてくる。

 この状態で、さらにMicrosoft TemasやZoomを利用したビデオ会議を行い、画面共有も行うとなると、8GBのメモリでもかなり厳しくなってくる。

 PCに搭載された以上のメモリ容量が必要になった場合、ストレージの一部をメモリとして利用する仮想メモリ(ページングファイル)機能がある。

 この機能のおかげで、メモリ容量の限界を超えたとしても、すぐに動作停止することはないが、NVMeなどの高速SSDと比べたとしても、メモリの方が転送レートがはるかに高いことから、できることなら仮想メモリを頻繁に利用しない状況が好ましい。

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