25.3型のカラーE Inkディスプレイ「DASUNG253C REVO」を試す 超高速リフレッシュレートで動画再生もこなせるが気になる部分も(4/5 ページ)

» 2025年02月17日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

動画再生もこなせるほど高速化を実現 残像は?

 さて、本製品は前回紹介した13.3型のモノクロモデルと同様、レスポンスの速さを大きな売りとしている。特に本製品はカラーE Inkということで、どれだけ高速化されているのかが気になるところだ。結論を先に言ってしまうと、テキスト/グラフィック/ビデオいずれのモードでも、圧倒的な高速化を実現している。

 中でもグラフィックモードに設定してのウェブページのスクロールは、上下キーを使っての短距離のスクロール、Page Up/Downキーを使っての長距離のスクロール、いずれも従来モデルと比べて滑らかで、操作の遅れも最小限にとどめられている。従来モデルの動画も併せて見てほしい。

 動画再生についても、液晶を超えるほどリフレッシュレートが高いわけではないので限界はあるものの、再生中にコマ落ちすることもなく、速い動きにもしっかり追従する。わざわざ本製品で動画を視聴する必要があるかはともかく、動画再生そのものは実用レベルでこなせるパフォーマンスだ。

テキストモードでテキストの入力を試しているところ(奥が本製品、手前がノートPC)。遅延なくほぼ同じスピードで入力できていることが分かる。カラーE Inkであるハンディもなさそうだ
ビデオモードで動画の再生を行っているところ(奥が本製品、手前がノートPC)。カラーの発色はまだまだ液晶に及ばないが、コマ落ちもなく十分なパフォーマンスで再生できている
グラフィックモードでWebページのスクロールを行っているところ(奥が本製品、手前がノートPC)。リフレッシュレートの関係でワンテンポ遅れるとはいえ、従来モデルよりは圧倒的に高速で、動きにきちんと追従してくる

 ただし、ここでネックとなるのは残像だ。前回紹介した13.3型モノクロモデルにも言えることだが、パフォーマンスが向上して画面の書き換え頻度が上がると、そのぶん残像も残りやすくなり、必要とされるリフレッシュの回数もまた増える。

 本製品はオートクリアゴースト除去技術により、従来よりも残像が残りにくくなっているものの、背景の色やベタ塗りなのか否かによっても効果に差はあり、手動リフレッシュなどの併用が避けられない。表示する内容にもよるが、過剰な期待は禁物というのが、今回試した上での感想だ。

DASUNG253C REVO カラーE Ink 電子ペーパー 25.3型 ディスプレイ 高速リフレッシュレート SKT ウィンドウを左から右に移動させた直後の状態。残像は少なからず発生する
DASUNG253C REVO カラーE Ink 電子ペーパー 25.3型 ディスプレイ 高速リフレッシュレート SKT 画面下のCボタンを押すことで手動リフレッシュが行える
DASUNG253C REVO カラーE Ink 電子ペーパー 25.3型 ディスプレイ 高速リフレッシュレート SKT ユーティリティーには、リフレッシュ速度を設定したり、30秒ごとの自動更新をしたり、別のウィンドウにフォーカスが切り替わるたびに更新するなどのオプションがあるので有効に活用しよう
DASUNG253C REVO カラーE Ink 電子ペーパー 25.3型 ディスプレイ 高速リフレッシュレート SKT リフレッシュの操作はキーボードショートカットで行うことも可能だ

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