会場には、各機能を試すための体験コーナーが設けられていた。例えば、XR1を装着して、大型ディスプレイに表示されているマーライオンに顔を向けると、ビューサーチ機能が働き、マーライオンについて解説するテキストが表示された。
英文がびっしり印刷されている紙をC1を利用して撮影し、しばらく待つと全体の翻訳を見たり、翻訳から作成した要約を見たりできるドキュメント要約機能、取扱説明書に図とともに記載されているロシア語を、元のテキストと重ねて自国語のテキストを表示するビジュアル翻訳機能は、スマートフォンをかざす動作をするより自然だと感じた。
エピソテックが提供する「動画・AR手順書システム」では、透過型光学モジュールのメリットをいかんなく発揮している。工場などで機械の操作に不慣れでも、現実空間の機械を見ながら操作手順を見ることができる。
なお、XR1とC1の受注は既に始まっており、出荷は2025年の春ごろに始めるという。価格はオープンだ。Dynabookは、提供済みの片目レンズARデバイス「インテリジェントビューア AR100」を導入している企業への買い替えを提案する他、新規企業からの引き合いも期待しているという。XR1、C1共に単体販売も可能となっている。
Dynabook、法人向け透過型XRグラス「dynaEdge XR1」の受注を開始
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