アドビは3月2日(米国時間)、同社製動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」にAI機能「生成延長」を正式追加すると発表、一般提供を開始した。生成延長の利用には“生成クレジット”が必要となる(期間限定にて無料で提供)。
動画編集時に、尺が足りない映像を伸ばして違和感のない映像を生成できるAI機能で、4K画質での利用に対応。AIが使われた動画にはコンテンツクレデンシャル情報が付与され、AIが使用された箇所を視聴者に明示することができる。
このほか、大量の映像素材の中から欲しいものを数秒で検索できる「メディアインテリジェンス」機能や、Log/RAWカメラ素材を直接SDR/HDRに変換できる機能、AIを用いてキャプションを27言語に自動翻訳できる機能なども追加されている。
またAfter Effects 25.2の機能改善も合わせて発表。従来は困難だった長時間のプレビュー再生に対応した他、より手軽な3Dアニメーションの作成機能、HDR対応のモニタリング機能などが追加されている。
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