Lofreeの新作「Flow 2」実機レビュー 薄さと心地よいキータッチの両立が進化、側面にタッチスライドバーも搭載武者良太の我武者羅ガジェット道(2/3 ページ)

» 2025年07月03日 12時17分 公開
[武者良太ITmedia]

 キースイッチは、以下の3タイプから選べるようになっています。至れり尽くせり過ぎませんか。

  • SURFER(スムーズな打ち心地)
    • スイッチ特性:リニア 68
    • 押下圧:40±10gF
    • キーストローク:2.8±0.25mm
    • アクチュエーションポイント:1.3±0.30mm
  • VOID(SURFER+サイレントタイプ)
    • スイッチ特性:リニア
    • 押下圧:40±10gF
    • キーストローク:2.8±0.25mm
    • アクチュエーションポイント:1.3±0.30mm
  • PULSE(コリっとしたキータッチがある)
    • スイッチ特性:タクタイル
    • 押下圧:40±10gF
    • キーストローク:2.8±0.25mm
    • アクチュエーションポイント:1.6±0.30mm

 Cherry MXシリーズで言うところの赤軸がお好みならSURFER、茶軸ならPULSEがおすすめです。VOIDはSURFERよりも弾力が加わった印象があります。個人的にはSURFERでも十分な静粛性があると感じましたし、僕の感覚にも合っていました。

 チルトスタンドは一段階のみではありますが、コレがあるとないとでは大違い。実は前モデルの足は固定式で、傾斜がつけられなかったのです(FLOW Liteは除く)。特に独立したファンクションキーを持つ「Flow 2 100keys」と「Flow 2 84keys」は、チルトさせることで指が全域に届きやすくなります。

 本体を裏返して左側のチルトスタンドを開くと、Bluetooth/2.4GHzワイヤレス/有線のモード切り替えスイッチが現れます。頻繁に操作するものではないので、普段は見えないように隠しておくという選択はアリですね。

photo チルトスタンドのデザインや素材にも抜かりなし

 充電および有線接続のためのUSBポートは右側面にありますが、黒いバーも用意されています。これはタッチで操作できるスライドバーで、初期状態ではボリュームコントロール機能が割り当てられていました。

photo チルトスタンドを使うと、指を迎え入れてくれるという感覚が得られる

 記事執筆時点ではキーマップカスタマイズツールがリリースされていなかったために変更ができなかったのですが、レスポンスは良好です。小指で触れながら、軽く操作できますね。

オプションなしで13型ノートPCの上に置いて使える設計

 外出先でも優れたキータッチを求めて、ノートPCと外付けキーボードを一緒に持ち歩く方は意外にも少なくありません。この使い方で人気なのがHHKBなどのコンパクトキーボードですが、ノートPCのキーボード部の上に置いて操作すると、本体側のキーボードが押し込まれてしまって文字入力がしにくくなるというトラブルが発生します。

 そこでゲタとなるパーツで底上げするテクニックがあるのですが、Flow 2には不要です。

photo 13インチMacBook Airと、「Flow 2 68keys」の相性が最高

 オプションパーツを一切使わずに、直置きした状態で使えます。「Flow 2 68keys」であれば、タッチパッドも隠れません。

 13インチMacBook Airの場合は、左右のスピーカーパネル部の上にFlow 2のゴム足が乗ることになるので、内蔵スピーカーの音質はスポイルされますが、普段はBluetoothイヤフォンなどを使っているのでネガティブな部分とは感じません。むしろセッティングの手間がないことにうれしくなってきますね。

photo 1mmくらいの隙間だけども、MacBook Airのキーボードには触れることなく動かせる

 チルトスタンドを使う場合も、ディスプレイパネルのヒンジ近くに接地させれば大丈夫。安定します。

photo チルトスタンドを使うことで、本体側キーボードとの距離が生まれる

パッケージデザインの美しさもLofreeプロダクトの証

 メカニカルなものが好きという男子のハートをつかんできたパッケージデザインにも、Lofreeのセンスを感じます。見てください。美しい“あしゅら男爵”テイストというべきでしょうか。左半分はキーキャップを外してキー軸を露出させているんですよ。箱を開ける前からこれほどワクワクしたキーボードは初めてです。

photo 思わず飾りたくなってくるパッケージデザイン

 開封してからも、Lofreeのセンスが感じられる構成にニヤッとしますね。キーボード本体は半透明のシートで覆って期待感をあおってきますし、箱底部の付属品が入るスペースも、パーツの形状に合わせたデザインが施されています。

photo

 そして一番驚いたのが、Windows環境用のキートップが付属してきたことです。以前からmacOSでもWindowsでも使える設計となっていたLofreeのキーボードですが、あわせて使うPCに合わせて適切なデザインのキーキャップが使える優しさってありがたいですね。

photo 右上から充電/有線接続用USBケーブル、Windows向けキーキャップ、2.4GHz接続用のドングル

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