新時代の一体型デスクトップか? 24.5型の大画面Androidデバイス「KTC MegPad A25Q5」を試すモバイルディスプレイの道(3/5 ページ)

» 2025年08月13日 15時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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キーボードやマウスも接続可能 サブディスプレイにもなる

 では具体的に用途を見ていこう。まずはオフィスユースだ。本製品は一体型PCのような見た目に反してマウスやキーボードが省かれているが、Bluetooth経由で接続することは可能だ。

 試しにPFUの小型キーボード「HHKB Studio」をペアリングしてみたが、キーボードはもちろん、内蔵のポインティングデバイスもマウスとしてきちんと認識された。また有線マウスとキーボードについても、本体のUSB Type-Cポートに接続したバスパワー駆動のハブを経由し認識させることができた。Androidでのキー配置に慣れてさえいれば、テキスト入力に活用できるだろう。

KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 キーボードは付属しないが、市販のBluetoothキーボードはもちろん、USB Type-Cポートを使った有線キーボードを利用できる。今回はPFUの「HHKB Studio」をペアリングしてみたが、ポインティングデバイスも含め問題なく利用できた

 一方でこのUSB Type-Cポート、挙動はなかなかクセがある。前述のようにバスパワーハブ経由でマウスやキーボードは利用できるし、ポータブルSSDやUSBメモリもきちんと認識するのだが、ハブを経由せずに直接USB Type-Cポートに接続すると認識されない。逆ならば分かるのだが、直結時に認識しないのはちょっと解せない。ちなみに、セルフパワーハブ経由でも認識されなかった。

 またスマホを接続した場合は充電が行え、設定を変更することでファイルの転送も行える。iPhoneとPixelで試したところ、画面の有線ミラーリングも可能だった。動作もスピーディーで、なおかつ映像を出力しながら充電も行えるため、出力中にスマホのバッテリー切れを気にしなくて済む。

KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 バスパワーハブ経由では有線キーボードやマウス、ストレージ類を認識できた
KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 iPhoneを有線接続することでミラーリング表示も行える。ちなみに上位モデルにあるHDMIポートは本製品には非搭載だ

 画面出力は有線だけでなくワイヤレスでも行える。「キャスト」というアプリを起動することで、iPhoneおよびWindowsからは画面の共有先として本製品が表示されるので、それを選択するだけだ。

 iPhoneは複製(ミラーリング)だけだが、Windowsでは拡張画面も表示される。ちなみにプレスリリースにはChromecast対応である旨記されているが、試した限りではPixelでは出力先に本製品は表示されなかった。

 ただし、このワイヤレスでの画面出力、iPhoneはホーム画面の表示こそ行えたものの、その後は完全にフリーズしてしまい、他の画面を表示できなかった。Windowsも「拡張」では解像度が1280×800ドットまでしか指定できず、実用性は低い。有線接続が使えるようであればそちらを優先した方が、快適に利用できるだろう。

KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 本製品側で「キャスト」というアプリを起動。Windowsの場合は右下のボタンをクリックする
KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 続いて、Windowsの「Windowsキー」+「K」でキャストを起動。「Eco Smart Display ME」が表示されているのでタップする
KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 複製表示に加え、拡張表示にも対応する。ただし後者は解像度が制限される
KTC MegPad A25Q5 KTC科技日本 スマートモニター 24.5インチ ディスプレイ 移動 iPhoneについても、同様の手順でミラーリング表示が可能だ。ただし有線に比べるとパフォーマンスは低くフリーズすることもある

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