さて、Echo Showシリーズの悪い意味での特徴として、画面の切り替わりが頻繁で、画面が視界の中にあると注意を削がれるというものがある。本製品は設定画面の「ホームコンテンツ」で、どのようなコンテンツを表示するかを指定できるが、仮にこれを全部オフにしても、ホーム画面は一定の秒数ごとにフェードイン/アウトを繰り返す。切り替えるコンテンツがないのにエフェクトだけは継続している格好だ。
そもそも、海外では今回のEcho Showは広告表示が非常に多くなったとの指摘が多数あり、評判は芳しくない。今回購入したモデルでは発生していないが、筆者の手元にある第3世代モデルでは、かつては表示されなかったタイプの広告がフェードイン/アウトに挟まって表示されるようになっており、ユーザーとしては気になる問題だ。
これらを回避するために、現時点で筆者が行っているのは「おやすみモードを常時オンのまま運用する」というものだ。
おやすみモードがオンだと画面のループ表示がなくなり、ホーム画面に時計が表示されただけの状態が保持されるので、デスクの片隅に置き、必要な時だけ呼び掛けて使う用途には適している。仮におやすみモードがオンでも、音声コマンドは受け付けられるのに加え、画面を横スワイプしてウィジェットも呼び出せるので、実用上の問題はほぼない。
とはいえ、この状態であっても何らかの操作をきっかけに前述のフェードイン/アウトを繰り返す症状が稀に発生するが、数分待てばループが一巡するのか、ホーム画面に静寂が訪れる。さらに念を入れるのであれば、人との距離を検知してコンテンツの表示内容を自動調整する「表示の自動調整」をオフにしておけば、本製品に近寄った瞬間に画面が切り替わる挙動をなくせる。
これらの措置は、アシスタントとしての本製品の持ち味を損なうことにもなりかねないが、むしろ余計な動きを抑えたこの挙動こそが、本来あるべき姿ではないかと思えるほどだ。現状の懸念は、今後行われるであろうAlexaの新バージョン「Alexa+」へのアップデートで、こうした挙動がさらに悪化しかねないかだが、こればかりはその時になってみなければ分からない。
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