1.6万円の格安タブ「Tabwee T50」ならラフに使い倒せる! モバイルバッテリー機能やFMラジオも搭載(5/5 ページ)

» 2026年03月19日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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動画視聴で威力を発揮 カメラの実力は?

 タブレットでのブラウジングは至福の時間だが、ページの読み込みにストレスを感じるようでは台無しだ。この格安機が、果たしてどこまで実用的な速度を維持できるかを検証した。

 試しに、ITmedia PC USERをGoogle アプリで開いたところ、読み込み完了まで5.75秒を要し、記事への遷移は5.30秒だった。

5.75秒 キャッシュを削除してからGoogle アプリで検索し、開いたところ5.75秒かかった
5.30秒 画像の多そうな記事を選んでタップしたところ、読み込み完了までに5.30秒かかった

 普段使いのPCでは3〜4秒なので、体感での違いは分からなかった。これなら快適にネットサーフィンを行えるだろう。

 スピーカーの音質はどうだろうか。Amazon プライムミュージックとAmazon プライムビデオで試した。

 音楽再生に関しては、手前に2基搭載するスピーカーでは音の深みを感じにくく、ペラペラしている。また若干、上滑りしているような印象を抱いた。Tabwee T50で音楽を聴くのであれば、イヤフォンなどを併用したい。

 動画再生の音質は及第点だと感じた。ミドルレンジモデルのAndroidタブレットと比べても遜色ない。推しのYouTuberやVTuberのライブ配信を表示させておく、未視聴の動画を消化する、Amazonプライムビデオなどから子供たちの好きな動画をあらかじめダウンロードしておきドライブ中に見せる、などいろいろ使えそうだ。何より1.6万円なので、雑に扱われても神経質にならずに済むところがうれしい。

 操作時のタッチ感度は悪くない。ただ、手書きアプリを使ってみると、一昔前のスマートフォンを思い出すような描画しかできず、お絵描きには向かないと感じた。

手書き こちらは「MyScrypt Notes」アプリに指または導電性繊維を使ったタッチペンを使って手書きしたもの。
写真に手書き こちらはGoogleフォトアプリ上で写真に手書き編集を加えたもの

 アウトカメラとインカメラの撮影も試した。まずはアウトカメラだ。茶色系の猫を被写体として屋外で撮影したところ、等倍でも3倍でも比較的柔らかな印象の画を得られた。カラフルなものであれば、素直な色味で撮影できる。学習用資料などの撮影で威力を発揮できそうだ。

アウトカメラ アウトカメラ、等倍で撮影
アウトカメラ アウトカメラ、3倍で撮影
アウトカメラ アウトカメラ、等倍で撮影。素直な色表現ができている

 インカメラでは、わずかではあるが青みが強調されているような印象だ。自撮りする分にはいわゆる「ブルベ」(透明感や洗練された印象を与える肌色の分類。ブルベ肌の人は、イエベ肌の人にドヤ顔しがちである)っぽくなるので、オンライン会議などに自信を持って臨めそうだ。

インカメラ 猫の場合だと、「ちょっと血色が悪いですね」という印象になる
インカメラ 人物の場合は、フィルターをかけなくても肌の色や状態が実物よりきれいに見える

 ディスプレイの輝度は350ニトのため、晴天の屋外での利用には向いていない。ただし、日陰であれば視認性はぐっと高まる。

日向 日の当たる場所でのディスプレイの状態。ほとんど判読できない
日陰 屋外でも日陰であればここまで視認性が高まる。アウトドアレジャーへ持って行く際は日の当たらない場所で使おう

 ディスプレイの視野角は広く視認性が高い。先ほど撮影した色鉛筆の写真を表示した状態で斜めから撮影したところ、コントラストが下がって見えないということにはならなかった。2〜3人でTabwee T50を囲んで資料や映像を見るという使い方もできそうだ。

ほぼ真横から ほぼ真横から見たイメージ
ほぼ真下から こちらはディスプレイの下部側から見たイメージだ

 Tabwee T50のユニークな機能として、先述したパワーシェアがある。搭載する8000mAh容量のバッテリーを緊急時のモバイルバッテリー代わりに使えるというものだ。

 Tabwee T50では、これといった設定をすることなく、USB Type-Cポートに充電ケーブルを接続し、その先を他の端末の充電ポートに差し込むだけでモバイルバッテリーとして使える。冷静でいられない緊急時には、悠長に設定画面などを見ていられないので、つなぐだけですぐに使えるというのは非常に便利だと感じた。

パワーシェア利用中 パワーシェアで別のスマートフォンを充電中
2W OPPO Reno 9Aへは2Wで給電していた

 ただ、メーカーによる説明では「USB PD 18Wに対応」とのことであったが、実際には最大10Wでしか本体へ給電できなかった。そのため、大容量バッテリーを満充電にするのに公称値より時間がかかるのが残念だ。

10W 本体へは10W程度でしか充電できていなかった

 決してキビキビと動くわけではないし、ディスプレイの輝度が足りない、音楽再生に向かないなど、気になるポイントがいくつかあるものの、FMラジオを手軽に聴取できたり、緊急時のモバイルバッテリー代わりになったりと、持っていて損しないタブレットではないかと感じた。

 動画視聴や調べ物などでラフに使えるタブレットが欲しい、という層には刺さりそうである。

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2026年03月19日 更新
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