特に想像以上に実用的だったのが、ToDoの自動生成機能だ。例えば「9月末までにふるさと納税をしなきゃね」と会話すると、要約とは別にToDoタスクが自動起票される。口頭で期限を言っていれば、期日設定まで自動で行われる。
これにより、「何かやるべきことがあったはずだが、何だったか思い出せない……」という事態を効果的に防げる。
筆者はプライベートな事柄になると、口に出した瞬間に記憶から抜け落ちてしまい、ついうっかり予定を忘れがちになる悩みがあった。
そのため、重要な用件はスマートフォンにメモするよう心掛けていたが、メモを取ること自体を忘れてしまうケースも少なくなかった。日常の独り言や家族との何げない会話を拾い上げ、自動で要約やToDoに整理してくれる機能は素直に助かる。
もっとも、本機能も万能というわけではない。会話中に話題に上っただけの自分には直接関係のない予定までToDo化されることがあるため、アプリ「AI MindClip」(Android/iOS)やWeb版で定期的に整理する作業が必要だ。
生成されたタスクをうのみにせず、自身で目を通して取捨選択する運用が前提となる点には留意しておきたい。
なお、抽出されたToDoはAppleのカレンダーやリマインダー、Google カレンダーと連携可能だ。アプリ上で整理したタスクを、普段使いのツールへ直接流し込めるのは非常に実用的だ。
日々の記録がある程度蓄積されてくると、真価を発揮するのが「Ask AI」機能だ。例えば「この前話した〇〇の件について詳しく教えて」と普段の言葉で問いかけるだけで、蓄積データを基に的確な回答を導き出してくれる。
正確な検索キーワードを思い出そうと悩む必要がない点は、まさに「記憶の外部化」と呼ぶにふさわしい画期的な体験といえる。
最大20時間の連続録音に対応しているため、朝起きて録音をオンにし、就寝前にオフにするといった終日運用も現実的だ。1日の会話をまとめて振り返れる、実に頼もしいライフログの相棒と感じている。
家電製品をプッシュ操作できる本体ボタンの使い勝手は? 多機能スマートリモコン「SwitchBot ハブ3」をチェックして分かったこと
8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も
スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現
「SwitchBot スマートデイリーステーション」を試す “今日何着ていこう?”を解決する電子ペーパーお天気端末
「SwitchBot スマートサーキュレーター(スタンド型)」を試す インテリアになじむ木目調、扇風機の代わりはなる?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.