電子情報技術産業協会(JEITA)は3月11日、2009年1月の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。累計出荷台数は前年同月比46.9%の191万5000台となり、200万台を割り込んだ。
携帯電話の出荷台数は前年同月比47.8%の187万1000台とふるわず、この1年では2008年10月の101万7000台に次ぐ低い水準にとどまった。2008年度の4月から1月の累計出荷台数も、前年同期比71.6%の2994万8000千台と、年末商戦の不振や景気後退の影響がうかがえる結果となった。
ワンセグ搭載モデルの出荷台数は前年同月比60.1%の147万3000台で、ワンセグ搭載率は78.7%。累計出荷台数は統計開始以来、初の5000万台超えとなる5085万5000台に到達した。
PHSの出荷台数は前年同月比25.9%の4万5000台で、7カ月連続のマイナスとなった。
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