Sony Ericssonの第1四半期、売上高は前年同期比36%減

» 2009年04月17日 19時48分 公開
[ITmedia]

 Sony Ericssonが4月17日、2009年度第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比36%減の17億3600万ユーロ、純損失は2億9300万ユーロ。同社では売上高減少の理由について、消費意欲の低迷が続いていることと、小売店・流通チャネルにおける在庫調整を挙げている。

 携帯電話の販売台数は、前年同期比35%減の1450万台で、同社が3月20日に発表した予想数値の1400万台と同レベルに落ち着いた。同四半期の推定市場シェアについては、前四半期比2ポイント減となる約6%としている。

 Sony Ericssonの小宮山秀樹社長は、全世界で携帯電話需要の低迷が続いたことから、厳しい結果になったと振り返り、早いタイミングでの黒字化を目指して、変革期を迎えた携帯電話市場に対応できる事業体制への改革を行うと表明。年間ベースで4億ユーロの追加的な営業費削減を目標とするコスト削減施策を、2010年半ばまでの完了を目指して開始したという。

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