ソフトバンクと東大、ケータイを使った障がい児学習支援プロジェクトを開始

» 2009年06月30日 20時48分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 東京大学先端科学技術研究センターの研究グループ(中邑賢龍教授)とソフトバンクモバイルは6月30日、共同で携帯電話を活用した障がい児のための学習支援の事例研究プロジェクト「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」を開始した。

 このプロジェクトは、特に認知やコミュニケーションに困難がある/読み書き障がいや自閉症/知的障がい/肢体障がいを持つ障がい児の学習支援を携帯電話で行い、その有用性について事例研究を行う。

 事例調査を全国5カ所(香川県、和歌山県、山口県、愛媛県、北海道)の障がい者施設学校で2009年9月末まで行い、研究結果をまとめた事例集を公開。教育機関や障がい児の親たちに対して、携帯電話の有用性を広く認知するという。

 また、障がい児の生活や学習の向上に携帯電話が役立つことを広めることで、障がい児の社会参加の機会が増えることも目指す。また、セミナーなどの啓発活動を通じて、携帯電話の機能が学習支援に結びついた具体的な例を発表していく。

photo

 なおプロジェクト名の“あきちゃん”とは、発達障がいのある実在の人物名からとられたもの。あきちゃんは音声によるコミュニケーションが苦手なため、携帯電話や計算機、ワープロ機能のある小型情報端末など、さまざまなツールを組み合わせて独自に周囲とのコミュニケーション方法を編み出し、学校や日常生活、アルバイトなど、さまざまな場面へ社会参加しているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月15日 更新
  1. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  2. 7型ディスプレイ搭載「Apple HomeView」発表 Siri AIと顔識別で家族全員に「欲しい情報」を届ける (2026年10月13日)
  3. Apple、「HomePod mini」に新色「ミッドナイト」追加 実はスペースグレイとの違いアリ (2024年07月16日)
  4. Apple、「HomePod mini 2」を発表 天面が光るサウンドグローや4台連携でのサラウンド機能に対応 2万4800円 (2026年10月13日)
  5. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  6. 楽天モバイルのオリジナルAndroid端末にパッチ未提供の脆弱性 対象端末の利用者には機種変更を推奨 (2026年10月14日)
  7. SpaceXが米国で自前の携帯サービスを目指す 衛星が届きにくい屋内は800MHz帯で補う (2026年10月14日)
  8. 個人情報の流出にユーザーはどう備える? 乗っ取りやクレカ不正利用を防ぐ「3段階」の対策ガイド (2026年10月12日)
  9. 東京都民に最大3カ月スマホ無償貸与 住民税非課税世帯の15〜64歳以下が対象、先着500台 (2026年10月14日)
  10. Galaxy現行モデルへ「One UI 9」を順次配信 AI動画編集に、日本語でのタスク自動化も (2026年10月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー