電子情報技術産業協会(JEITA)は11月11日、2009年9月の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合算した国内移動電話の出荷台数は、前年同月比104.5%の242万2000台。
携帯電話の出荷台数は235万9000台と低い水準にとどまっているものの、前年同期比105.6%と15カ月ぶりに前年を上回った。JEITAでは、依然として国内景気後退の影響を受けているものの、さまざまなニーズに対応した端末が出そろったことが買い換えに良い影響を与えていると分析している。
ワンセグ搭載携帯電話の出荷台数は189万2000台でワンセグ搭載率は80.2%。累計出荷台数は6801万9000台となった。
PHSの出荷台数は前年同期比75.7%の6万2000台で15カ月連続で前年同期の数字を割り込んだ。
携帯出荷台数、またも200万台割れ――JEITA 8月携帯出荷台数
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久々に400万台近い出荷を記録──JEITA 6月携帯出荷台数
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