HTC、“ほぼNexus One”のAndroid携帯「Desire」を発表

» 2010年02月17日 07時25分 公開
[ITmedia]

 台湾のHTCは2月16日、Androidの最新バージョン2.1を搭載したスマートフォン「Desire」と「Legend」を発表した。ユーザーインタフェースをカスタマイズできる機能「Sense」の新版を搭載する。

 Senseは、同社が2009年6月に発表したスマートフォン「Hero」から搭載されている独自機能で、ニュースやメールの更新情報など、ユーザーが自分に必要な情報を一元管理できる。新版ではFacebook、Twitter、Flickrなどのソーシャルサービスの更新をまとめる「Friend Stream」機能が加わったほか、ブラウザやメール機能など多数の機能が向上した。

 Desireは、HTCが製造するGoogleのオリジナルブランド携帯「Nexus One」とほぼ同じ仕様だ。3.7インチ(解像度480×800)の有機ELタッチスクリーン、500万画素のカメラ、32Gバイトまで拡張可能なmicroSDカードスロットを搭載。ネットワークはHSPA/WCDMAとGSM、Wi-Fi、Bluetooth 2.1に対応する。Nexus Oneと異なるのは、トラックボールではなく光学式のトラックパッドを採用している点と、その両サイドに配置されたハードウェアボタン。ソフトウェアでの違いはSenseを搭載し、Flash Player 10.1に対応する点だ。欧州とアジアで第2四半期(4〜6月)初旬に発売の予定。

desire

 Legendは、シームレスなデザインのアルミ筐体が特徴。3.2インチ(解像度320×480)の有機ELタッチスクリーン、500万画素のカメラ、32Gバイトまで拡張可能なmicroSDカードスロットを搭載。ネットワークはHSPA/WCDMAとGSM、Wi-Fi、Bluetooth 2.1に対応する。欧州では4月に、アジアを含むほかの地域では第2四半期初旬に発売する予定。

legend

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