ジェナとAPPLIYAが8月1日から、企業オリジナルのiPhone/iPadアプリを短期間で開発する「ハイブリッドアプリ開発サービス」を開始する。Web技術を活用することで開発期間を短縮するとともに、開発コストを抑えた形でアプリを提供する。
iPadやiPhoneは社内外での活用が増加する傾向にあり、企業のオリジナルアプリの需要も高まっている。しかし、Objective-Cを使ったネイティブアプリの開発はハードルが高く、コストや納期の面から企業がアプリの活用を見送るケースもあるのが現状だ。
ジェナとAPPLIYAは、HTML5やCSS3、JavaScriptといったWeb技術を活用することで、短期間、低コストでのiPhone/iPadアプリ開発を実現。企業が商品やサービスのプロモーション用途などでiPhone/iPadアプリを活用する場合でも、時間をかけずにアプリを開発できるのが特徴だ。
サービスはWebサイトとアプリの開発をパッケージ化したもので、Webサイトの開発をジェナ、アプリ開発をAPPLIYAが担当。アプリはWebが完成してから5営業日前後で開発でき、アプリ内にコンテンツを追加する場合も、HTMLファイルをサーバにアップロードするだけでアプリに反映される。
両社は、さまざまな業態に合わせたアプリ開発パッケージの提供を予定しており、商品カタログ、ブランド紹介、EC、電子書籍、サイネージなどのパッケージを順次リリースする予定としている。
ジェナとAPPLIYAは、サービスの提供にさきがけて「iPhoneアプリが変えるWEBの未来」と題したセミナーを開催。iPhone/iPadアプリに関する最新動向やマーケティング手法を、事例を交えて解説する。
セミナーは7月29日16時から、東京・赤坂で開催。定員は30人で受講料は3000円。申し込みはセミナーの紹介ページから行える。
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