NTTドコモは、次世代高速通信規格のLTEを採用した高速データ通信サービス「Xi」(クロッシィ)を、12月24日から提供すると発表した。下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbpsのデータ通信を提供するサービスで、一部の屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの高速通信を利用できる。
対応端末はUSB接続型の「L-02C」(12月24日発売予定)と、Express Card型の「F-06C」(2011年4月予定)をラインアップ。サービス当初は東名阪を中心に展開し、県庁所在地級の都市などにサービスエリアを順次拡大する計画としている。
利用料金は「Xiデータプラン」と、2年の継続契約を約束する「Xiデータプランにねん」を提供。5Gバイトまでを最大7980円/月(Xiデータプランにねんは6510円/月)で利用でき、5Gバイトを超えると2Gバイトごとに2625円が加算される。
5Gバイトまでの料金は、3177Kバイトまでが2470円/月(Xiデータプランにねんは1000円/月)。2万667Kバイトまでは1Kバイトごとに0.315円が加算され、2万667Kバイトから5Gバイトまでが7980円/月(Xiデータプランにねんは6510円/月)となっている。
ただし、2010年12月24日から2012年4月30日までのキャンペーン期間中は、上限額6405円/月(Xiデータプランにねんは4935円/月)の定額でサービスを利用できる。
なお、ドコモが提供するISPサービス「mopera U」は、サービス開始当初からXiに対応するという。
Xiの契約にあたっては3150円の事務手数料がかかり、FOMAからXiに変更する場合は契約変更手数料として2100円がかかる。
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