ディー・エヌ・エーは、情報技術ベンチャー企業のブロードテイルの発行済全株式を取得して子会社化するとともに、ブロードテイルのSWF変換エンジン「ExGame」をMobageのパートナー企業に提供することを明らかにした。
ExGameは、Flash Lite 1.1のSWFコンテンツをJavaScript形式に変換し、iOS/Androidスマートフォン向けに自動で最適化できるソリューション。複雑なSWFコンテンツを高精度で変換でき、スマートフォンでもスムーズに再生できるのが特徴だ。
同社ではExGameの活用により、フィーチャーフォン向けMobageのゲームタイトルを、スマートフォン(ブラウザ)に対応させる際の開発工数やサーバコストを大幅に削減できるとしている。なお、ExGameの採用事例として、iOS版Mobageの「ガンダムロワイヤル」が挙げられている。
一部のパートナー企業に先行公開し、以降順次、全パートナー企業に提供範囲を拡大する。今後は、カヤック、KLab、クルーズ、講談社、コーエーテクモゲームス、コプロ、GMS、東映アニメーション、ポケラボなどのパートナー企業で利用される予定だ。
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