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» 2013年01月31日 22時19分 公開

5つのポイントから紹介――だからFileMaker×iPadは業務に強い中小企業も導入しやすい(3/3 ページ)

[広田稔,ITmedia]
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無料体験版で、30分カスタマイズを試してみた

 特徴は分かったけれど、実際のところはどうなのか――という人のために、気になる使い勝手を確かめていこう。

 プリセットのテンプレートは汎用性重視で作られているので、多くの人が必要とするであろう項目(フィールド)を設けているが、実際に使ってみると、現場では必要なかったり、逆に足りなかったりというフィールドも多い。

 というわけで試してほしいのが、「連絡先」テンプレートのカスタマイズだ。連絡先はPCで管理してる人も多いはず。しかし既製品の住所録ソフトは、訪問履歴などを広く表示できなかったり、季節の挨拶/贈答品を管理する項目がなかったりして「ちょっと使い勝手が悪いよな」と思っているなら、ハイ、FileMaker Proの出番です。

 自分で触ってみてフィールドを足し引きしたり、レイアウトの変更を試してみると、自分が見やすい形にデータを配置できるので、いかに使い勝手をよくするかを実感できるはず。以下、筆者が30分ほどでカスタマイズしてみた経過だ。

Photo 筆者の用途では、「敬称」や「IM」(Skypeなどのメッセンジャーのこと)、「国」といった欄は不要
Photo というわけで、「ファイル」メニューの「管理」→「データベース」で不要な項目をガリガリ削っていく
Photo 必要最小限に変えたあとは、ツールバーの右上にある「レイアウトの編集」ボタンを押してレイアウトも変更しておこう。例えば、「過去の取引履歴をグループで共有したいのでメモ欄は大きくしたい」といった細かなニーズに対応してくれる。角の丸みなどの外観デザインなどは、フィールドのダブルクリックで開く「インスペクタ」で変更できる
Photo さらにiPadで使う人は、iPad用のレイアウトを開いて編集しておくべし。右下のポップアップメニューを「レイアウト」に切り替えればカスタマイズが可能だ
Photo iPad用、iPhone/iPod touch用のレイアウトでは、縦横の両方で持つときに見た目が崩れないように、「インスペクタ」の「自動サイズ調整」欄にてフィールドの横幅を自動で伸縮するように設定できる

 ファイルメーカーでは、無料体験版を配布しているので、「試したい!」と思ったら、ネットからダウンロードしてみよう。実物を触っているうちに「あ、これって俺が使ってるソフトではできないことをやってくれるんだ」とか、「レイアウトを変更するだけで使い勝手ってこんなに変わるんだ」と実感できるだろう。

 さらに、何事もきっちり管理したい人なら、「あれ、この項目もデータベースに入れればより便利なんじゃない?」といったアイデアがふつふつとわいてくるはず。「自分でやれるのは分かったけど、ゼロから作るのはキツいからどこかに頼みたい……」というなら、FileMakerのデータベース開発を手がけるベンダーに依頼することも可能だ。FileMakerとiPadの組み合わせで情報を制し、自社のビジネスを加速させるべし!

初期コスト4万9800円でレンタル導入――「FileMaker iOS スターターバンドル」

 ファイルメーカーは3月18日までの期間限定で、業務システムの開発からスタッフ同士の共有、iPad/iPhoneへの展開までに必要なソフトウェアを安価に導入できる「FileMaker iOS スターターバンドル」キャンペーンを実施している。

 このキャンペーンは、業務システムの開発に必要な「FileMaker Pro Advanced」、スタッフ同士のデータ共有や外出先からのシステム利用を可能にする「FileMaker Saver」を、1年ごとに更新可能な年間ライセンス契約で安価に導入できるようにするもの。パッケージ製品を購入した場合(希望小売価格18万6000円)の3分の1以下のコストで導入できるのがポイントだ。

 ファイルメーカーでは、すでに「AVLA」(アニュアル ボリューム ライセンス アグリーメント)という年間ライセンスサービスを提供しているが、FileMaker Pro 12 Advanced (1ライセンス)とFileMaker Server 12(1ライセンス)を導入すると、初期導入コストとして5万5800円がかかる計算になる。

 スターターバンドルは、これを期間限定でFileMaker Pro 12 Advanced(1ライセンス)とFileMaker Server 12(1ライセンス)が初年度4万9800円で利用可能になる(2年目以降は5万5800円)。試験的に導入するケースや、多額の初期導入コストをかけられないような場合に適した導入手法といえるだろう。



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