連載
» 2009年03月12日 14時00分 UPDATE

樋口健夫の「笑うアイデア、動かす発想」:日記を忘れないようにする工夫

書き始めた日記を継続できない最大の理由は、日記を書く習慣が身に付いておらず、書くことを忘れてしまうからだ。そこで、日記を忘れないようにする工夫を考えたい。※連載100回記念プレゼント実施中

[樋口健夫,ITmedia]

連載100回記念読者プレゼントのお知らせ

 いつも連載「樋口健夫の『笑うアイデア、動かす発想』」をご覧いただき、ありがとうございます。みなさまのご支持をいただき、今回の連載100回目を迎えることができました。重ねて感謝申し上げます。つきまして、読者プレゼントを実施したいと思います。ページ末尾に応募要項をご用意いたしましたので、ご覧ください。

 たくさんのご応募、お待ちしております。今後とも樋口健夫の「笑うアイデア、動かす発想」をよろしくお願いいたします。


 書き始めた日記が、数日から数週間で止まってしまう最大の理由は、単純に日記を書く習慣が身に付いていないことに加えて、書くのを忘れてしまうからだ。

 習慣化はやはり一定の時間を毎日繰り返すことが必要だ。本来真面目な人が多いのだから、書くのを忘れなければ、日記を長く書き続けることができるはずだ。筆者の場合は、アイデアマラソンを始めてから何年も経った後で日記を書き始めた。アイデアマラソンのノートに日記を書いたのだ。毎日繰り返すことがポイントのアイデアマラソンを実行すれば、まず日記を書くようになる。逆に、日記を書くとアイデアマラソンも実行することになった。よい連鎖反応で日記は継続できた。

 とはいえ、誰もがみんなアイデアマラソンを実行できるかというとそうではない。アイデアマラソンをやらなくちゃ、という気持ちがプレッシャーになって日記を付けるのが億劫になっては本末転倒だ。今回は、日記を継続していくためにはどうするかを考えてみた。

声をかけてと家族に頼む

 簡単なのは家族の協力を得ること。夕食の後、日記を書いたかどうかを家族に声を掛けてもらうのがよい。夫や妻、子供たちとは、一緒に日記を書くことで、相互に思い出させることができればよい。

 アイデアマラソンでも、開始直後の最初のころは、周りに発想を出すことを公言して、周りから「今日は、アイデアマラソンの発想はどんなのが出たの」と、聞いてもらうことの効果が高いのだ。もちろん家族から聞かれるのが最も効果的だ。

よく見えるところに張り紙

 「日記を忘れないように」と書いて、自分の書斎や、ベッドサイドのよく見えるところに貼っておくとよい。場合によっては、夜寝るまでに必須の通過点である洗面所やトイレに貼るのもありだ。慣れるまでは我慢かもしれない。

 「日記」と書く必要はない。「に」だけでも書いておけば十分。日記を書く気力を持っている場合、これらのリマインダーだけでも、日記を書き続けるために効果がでる。当研究所では、小型のホワイトボードに、筆者が忘れてはいけないものを総務担当の者が書き並べている。

日記帳を寝室に

 筆者のアイデアマラソンノートはまさに日記帳である。そのノートは、寝室まで持ち込む。寝る前にノートに日記や発想を書き終えると、気分すっきり、寝つきもいい。

日記を家から持ち出せ

 日記を箱入り娘のように大事にしまっておく時代ではない。最も大切なのは、日記を家から持ち出していつも身近に携帯すること。そうすれば、日記を書き続けやすくなる。三日坊主は話にならないが、3週間、3カ月、1年と続いてくると、ビジネスに大いに役に立つと同時に、日記からわき出る継続力による自信を享受できるはずだ。

 筆者はドトールやスターバックスで日記をよく書く。ちょっとしたすき間時間があれば、日記帳をカバンから取り出し、さっさと書き留められる。日記には、仕事の関係のことも、個人的な行動も意見もすべて入っている。週末になると、ほとんど個人的なことだ。

日記継続のポイント
1 ほかの毎日継続する項目と抱き合わせる
2 家族にオープンな日記にすること
3 仕事の不満や他人の悪口は書かない
4 寝る前には寝室に持ち込む
5 毎日、日記を外に持ち出す

 「公私混ざっていると、書きたいことがじっくりと書けない」と言う人もいるだろう。プライベート時間に仕事のことを思いつくこともある。思いついたらノートに書く。

 日記は自分と自分の家族が自由に読めるものを書くというのが筆者の主義だ。筆者の場合、ヨメサンの悪口は例外として書くことはあるが、隠すほどの巨額のへそくりは持っていない。日記を家の書斎の引き出しに入れて、鍵を掛けておく必要はないのだ。

 今までの20年間以上の日記は、数百冊のノートに書いた発想群の数ページごとに書き留めてきたが、全部書斎の本棚に並んでいて、家族には自由だ。見られてもまったく問題はない。彼らも膨大な量で、見る気もしないだろうが。外に持ち出すためには、日記はやはり軽量でなければ困る。カバンやハンドバッグに入るものがよい。

 なお、日記を忘れないようにするにはこれまでのような工夫が効果的だが、万が一忘れてしまったりして中断してしまうこともある。実はこれが日記継続の最大の問題でもある。次回はこの点について掘り下げたい。

今回の教訓

 日記もオープンソースがポイント――。


連載100回記念読者プレゼントのお知らせ

 樋口健夫氏の著作とBiz.IDの特製ロディア、3分LifeHackingグッズをセットに5名様にプレゼント。また、抽選に漏れた方10名様まで特製ロディアをプレゼントします。

st_hp01.jpgst_hp02.jpgst_hp03.jpg 左から(1)『仕事ができる人のアイデアマラソン企画術(ソニーマガジンズ)。若手ビジネスパーソン必読。企画に悩む多くの人にアイデアマラソンを応用した強力な指導書。樋口氏著作の最新作となる。(2)『一冊のノートで始める力・続ける力をつける(こう書房)。若手ビジネスパーソンが起動力と継続力を身につけるためにノートを徹底活用する。(3)『グループ・アイデアマラソン発想法(ジャストシステム)。個人で始めて、グループに広げる企業内アイデアマラソン運動の正式ガイドブック。ジャパネットたかた、ダイキンなどの実例を交えて説明。グループリーダーから部門長、部門長補佐、人事部の研修担当者などにオススメ。

st_hp04.jpgst_hp05.jpgst_hp06.jpg 同じく左から(4)『感動する科学体験100(技術評論社)。英国で大ベストセラーの原題『死ぬまでにする100のこと』の翻訳。驚きの体験を100件を読んでみないか。学生、ビジネスパーソン、技術者、職種を問わず楽しめる。(5)『稼ぐ人になるアイデアマラソン仕事術(日科技連)。チームリーダー向け。アイデアマラソンを活用して、強力なチームをつくるための方法。右は(6)Biz.IDの特製ロディア

 以下のフォームからたくさんのご応募、お待ちしております。今後とも樋口健夫の「笑うアイデア、動かす発想」をよろしくお願いいたします。


応募フォーム ※締め切りは3月31日受け付け分まで。当選者には別途ご連絡いたします メールアドレス:


氏名(ハンドルネーム可):


ほしい著作と樋口氏へのコメント:※3分LifeHackingグッズは編集部で選ばせていただきます。ご了承ください。


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著者紹介 樋口健夫(ひぐち・たけお)

 1946年京都生まれ。大阪外大英語卒、三井物産入社。ナイジェリア(ヨルバ族名誉酋長に就任)、サウジアラビア、ベトナム駐在を経て、ネパール王国・カトマンドゥ事務所長を務め、2004年8月に三井物産を定年退職。在職中にアイデアマラソン発想法を考案。現在ノート数338冊、発想数26万3000個。現在、アイデアマラソン研究所長、大阪工業大学、筑波大学、電気通信大学、三重大学にて非常勤講師を務める。企業人材研修、全国小学校にネット利用のアイデアマラソンを提案中。著書に「金のアイデアを生む方法」(成美堂文庫)、「できる人のノート術」(PHP文庫)、「マラソンシステム」(日経BP社)、「稼ぐ人になるアイデアマラソン仕事術」(日科技連出版社)など。アイデアマラソンは、英語、タイ語、中国語、ヒンディ語、韓国語にて出版。「感動する科学体験100〜世界の不思議を楽しもう〜」(技術評論社)も監修した。「アイデアマラソン・スターター・キットfor airpen」といったグッズにも結実している。アイデアマラソンの公式サイトはこちらアイデアマラソン研究所はこちら


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