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» 2012年02月14日 20時00分 UPDATE

面白ビジネスグッズでモテる?:非モテ男、銀座のバニーガールと渋谷のギャルを“ハシゴ”する【リベンジ編】

すっかり年をまたいでしまった本連載。非モテ男・ホリウチは、銀座のバニーガールや渋谷のギャルを前に、モテることができるのか? 最終回の今回は「リベンジ編」です。

[鷹木創,Business Media 誠]

前回までのあらすじ

 誠編集部で働く記者のホリウチくん。面白い記事を思い出したように出してくるデキるヤツなのだが、残念なことにファッションセンスに難がある。白いワイシャツと黒いスラックスを365日着まわしていて、冬でも腕まくりで上着ナシ。しかもどこでもママチャリでやってくる。

 フレンドリーな性格とかなりの高学歴(京大卒!)をもってしてもこれではモテない。そこでBiz.IDらしく、ビジネスグッズを使ってホリウチくんがモテたら面白いよね、彼に新しい刺激を与えるべく、まずはキャバクラにでも連れて行ってきれいな女性を引き合わせてみるか――ということになったのだ。

 初回は元キャバ嬢の斉田直世さんにモテるコツやら、ビジネスグッズをきっかけにした話の盛り上げ方を教わり、前回は相模原のキャバクラでさっそく“実践”してみたが、あえなくダメ出しの連続。一方、神田のコスプレキャバクラでの反省会ではホリウチくんの地元ということもあり、ゲームやアニメの話題でそこそこ盛り上がる。自信を回復したホリウチくんが目指したところは、大人の夜の街“銀座”であった。



 長らくお待たせしました。一部で熱烈な読者から猛烈に「次回はまだか」の催促をいただいておりました、この非モテ男連載(別名ホリウチ連載)。先日、無事最後の取材を終え、めでたくこのバレンタインデーに公開が間に合いました〜。ホリウチくん、良かったね!

st_hr01.jpg 冷静を装うホリウチくん

バニーちゃんたちのスーツって自分で選んでるんですねえ

st_hr02.jpg 銀座8丁目にあるバーニーズ倶楽部 Zen

 さて、今回の目的はリベンジであります。相模原で撃沈した正統派キャバクラに再び出かけ、今度こそしっかりコミュニケーションできるようになる! 連載当初からの目的をしっかり果たすのだ、ホリウチくん。……ということで、まずやってきたお店は新橋からほど近い「バニーズ倶楽部 Zen 銀座8丁目店」です。

 バニーズ倶楽部という店名の通り、中に入るとバニーガールのお姉さんたちがお出迎え。ホリウチくんも初めて見るバニーガールに興味津々です。「この耳って、どうなってるんですか? 服はお店からの支給品ですか?」。……いきなりの取材モード。記者としては正しいですが、「お店であんまり取材するな」って斉田さんから言われてたのに、興奮すると見境がなくなるところは健在です。

 そんなホリウチくんの“取材”に笑って応えてくれたのはバニーガールの木俣さんと結城さん。「実はこのバニースーツって、自分で買ってるんですよ。いろんな種類のものがあるんですけど、それぞれが自分に合ったものを選んでいるんです」。ホントだ! よく見るとお2人とも別々のバニースーツを着てるんですねえ。


st_hr03.jpgst_hr04.jpg 結城さんと木俣さん

銀座のバニーちゃんに急接近!

 そんな2人にいきなり名刺交換を挑むわけですが、相変わらずピットレック(名刺を読み取るキングジムの製品)の操作があたふた。どうやら暗くて木俣さんや結城さんの名刺が読み込めないようです。またもや盛り下がるかもと思いきや、本日のホリウチくんには余裕がありました。さっと暗がりの中で明かりを探し出し、見事名刺の読み取りに成功。しかも操作に悩んでいるフリをして、バニーちゃんたちが覗き込むのを利用し、物理的にも急接近! これは高等テクニックですよ。

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 次に繰り出したのはiPadと接続して使うスキャナ「iスキャミル」。iPadをセットするとかなり存在感のある大きさですが、どうやらこれで名刺のスキャンを実演するようです。木俣さんの名刺を読み込むとiPad上で読み込んでいる様子が映し出されます。

 これには「うわー、すごいです!」と大反響。読み込む途中も二人のバニーちゃんたちは黄色い声を上げてましたが、読み込んだ後にiPadの画面全体に名刺が表示されるのを見て、「あ、大きく表示するんですね。字をもっと上手に書いておくんでした。てへぺろ」(木俣さん)。「これいいですね」と言ってくれた木俣さんにちょっと残念なのはiスキャミルが発売延期なので、今すぐ手に入れられないこと。3月まで待ってください!!

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まさかの“彼女”登場

 緒戦はまずまず切り抜けたホリウチくんですが、中盤にさしかかり話のネタも尽きてきました。そんな時、結城さんが気になったのが、ホリウチくんの脇にあったブギーボード。「絵が描けるんですね」「そうです、こんな感じで描けるんですよ」。ホリウチくんが描いたのは、なんと遠く関西にいるというホリウチくんの彼女の絵。編集部の誰も直接あったことがないので、その存在を疑問視する向きもあるというホリウチくんの彼女。そんな、まるでUMA(未確認動物)のような絵をこのタイミングで出してきました。

st_hr07.jpg ホリウチくんの彼女、らしいです……

 「マジかよ……」という取材陣の心配をよそに「ホリウチさんって彼女さんいらっしゃるんですね」と平常心で応対するバニーちゃんたち。さすが銀座です。さすが大人の夜の街です。対応力が半端ありません。しかもブギーボードで、ホリウチくんにやってほしいコスプレというお返しまで添えてくれました。ちなみに木俣さんは「ナース」、結城さんは「モジモジくん」をやってほしいようです。当然ですが、この要求に対してホリウチくんは苦笑いするばかり。バニーちゃんとは異なり、ホリウチくんの対応力が皆無であることが改めて分かった夜でした。

 バニーちゃんたちに圧倒されたホリウチくんは、お店を出ると「Tさん(筆者)、ぼく不完全燃焼です……」と言うではないですか。途中まではまずまずだったのに、彼女の絵を見せるという“暴挙”に及び、半ば自滅してしまった感もある銀座の夜。確かに不完全燃焼かもしれません。せっかくリベンジ編なのに、リベンジならずでは連載もまとまらないというもの。そこで我々は銀座とはある意味真逆の街、渋谷に出かけたのでした。

センター街で「いいから黙ってて」

 渋谷でお世話になったのはセンター街にある「セレブリティ」。系列店の「バーニーズ トーキョー」からも女の子が応援に来てくれて、ホリウチくん1人に3人のキャバ嬢が付くという、連載開始以来最も豪華な布陣になりました。

st_hr09.jpg ホリウチくん1人に3人の女の子が! 豪華だ!

 お名前はりおなさん(セレブリティ)、くみこさん(バーニーズ)、えりこさん(バーニーズ)。みんな20代前半と若いのが一番の特徴です。というか、渋谷の女の子はいい意味で遠慮しない。ホリウチくんが手に持っているポメラやピットレックに興味を持つと「それ貸して!」(くみこさん)。おどおどと説明しようとするホリウチくんに「いいから黙ってて。ちょっと5分間だけ触らせて、他の人としゃべってていいから」とざっくばらんです。

 これまでどこのお店でも「それなんですか?」「どういうものなんですか?」と聞かれる立場だったホリウチくん。どっちかという受け身の姿勢でしたが、今回は異なります。完全に放置状態(と言っても5分だけですが)。これにはホリウチくんも薄ら笑いを浮かべるだけです。

st_hr10.jpg ポメラをお試し中

カラオケ歌ってもいいですか

 遠慮がない感じはその後も続き、ホリウチくんのちょっとした説明に「その説明、あと何分続くの?」とダメ出しが入ったり、ビジネスグッズの操作に滞ると「あり得ないんですけど」とクレームがついたり、なかなか手厳しいです。とはいえホリウチくんとしてはここでくじけてもいられません。「むしろダメ出ししてくれるから、話を中途半端に続けなくて良くて助かる」と強引に気分を入れ替えていました。

 ここで突如「カラオケ歌ってもいいですか」とホリウチくん。話の主導権を握れないから、歌でも歌っておこうという安直な戦略でしょうか? 確か、神田でもアニメソングを歌ったような気がしましたが、まさか渋谷でもアニソンを歌うのでしょうか? 取材陣に微妙な緊張が走ります。

 アニソンがダメというわけではないですが、ホリウチくんの好きな遊佐未森を彼女たちは知らない可能性のほうが高いぞ! と心の中で警告を発する筆者の気持ちなど知る由もなく、鼻歌交じりに選曲するホリウチくん。彼が選んだのは、なんとMr.Childrenの「Tomorrow never knows」。店内がドワッとわきます。「マジで〜」と女の子たちの反応も上々(というか笑っていた)。

まさかのランクアップ!

st_hr08.jpg ミスチルを熱唱するホリウチくん

 「♪とどまーることをしらなーい」(ホリウチくん)。いきなりキーがズレています。なぜか全国で「Tomorrow never knows」を歌っている人たちと競争する採点モードになっていて、歌い出しは18人中15位。女の子たちは「15位ってやばくね?」と大笑い。でもホリウチくんは懸命に歌い続けます。

 そんな彼に神様も味方したのか「♪つーぐーなうことさえでーきずに、きょうもいたみをいだーき」あたりから風向きが変わって来ました。相変わらずキーはズレていますが、なぜか順位が上がって来ました。14位、12位、10位――ついに「♪はーてしないやみのむこうにーウォウウォウ」あたりで9位にジャンプアップ。「すごい! 1桁まで来た! 6人抜きはヤバいなあー!」と、女の子たちの応援もヒートアップします。

 結局、最終的には8位までランクを上げました。「♪こころのままぼくはゆくのさ〜だれもしることのないあしたへ〜」と両手を突き上げてホリウチくんのライブは幕を閉じたのでした。

 調子に乗ったホリウチくんは、ショットノートにサインを書いて、みんなのスマートフォンで撮影させようと試みますが、「それは要らない」とばっさり。挙句の果てにショットノートに書き込みしていたボールペンでブギーボードに書きこもうとして「あり得なーい」と笑われる始末。やっぱりホリウチくんはホリウチくんだったようです……。

「オアシス男」に成長できた?

 ということで4回にわたってお送りした、非モテ連載。ホリウチくんの感想は――。「キャバクラというと『お金使わせるぞ!』とガツガツした恐ろしそうな女の人がもっといっぱいいるかと思ったのですが、そうでもないゆるい感じの人もいて驚きました(そううまく見せているだけかもしれないですが)。グッズとしての面白さを強調してもその場が少し盛り上がるだけで終わってしまうので、あくまでツールとしての位置付けで、例えばブギーボードで文字や絵を書いてもらいながら、相手の話を聞き出すといったことがいい使い方なんじゃないかなと思ったりしました」

 先生役の斉田さんからはこんなコメントをいただいています。「最後の最後まで、しっかり突っ込みどころを用意してキャバクラに挑み、邪険に扱われても笑顔の堀内君。さすがとしか言いようがありません。常に男性たちのギラギラした視線にさらされているキャバ嬢たちにとって、堀内くんのようなお客様は、オアシスのような存在に感じられたのではないでしょうか。変にモテようとあがくよりも、いまの素材を活かし『オアシス男』としてこれからも世の女性を癒し続けてほしいです」。

st_hr11.jpg ホリウチくんはオアシス男になれるか? とりあえずカラオケはウケていたぞ……

 ビジネスグッズでモテるかどうか、正直ホリウチくんにとっては微妙な結果だったとは思いますが、新しい経験としてはよかったかも。取材の時にはスーツもちゃんと着るようになったしね。連載を通じて成長したホリウチくん、また近いうちにどこかでお会いすることもあるかと思います。そのときまでさようなら〜。

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