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» 2004年01月30日 23時04分 UPDATE

2004年24日〜30日5分で分かる 今週のモバイル事情

1週間の出来事が5分で分かる「今週のモバイル事情」。FOMAの新シリーズ「900i」の登場を目前に控え、端末の最新情報が出そろった。FOMAの契約数も200万を超え、香港でも3Gサービスが始まるなど、第3世代携帯電話の動向が話題の中心。

[斎藤健二,ITmedia]

 ドコモの新型FOMA「900i」シリーズを中心に、第3世代携帯電話についての話題が頻出した。

新型FOMA「900iシリーズ」発売間近

 NTTドコモは、発売間近と見られる新型FOMA「900iシリーズ」5機種を、マスコミ向けに展示した(1月27日の記事参照)。この新シリーズは、FOMAの3つの課題──(1)バッテリーのもち (2)端末ラインアップ数(3)エリアの広さ をクリアし、505iシリーズに代わる、ドコモの主力機種となることを目指したものだ。

 「P900i」の連続待受500時間を筆頭に、505i並の待受時間を確保(1月27日の記事参照)。端末の種類も、富士通NECパナソニック三菱電機シャープと豊富に揃えた。エリアも、3月末には全国で人口カバー率99%まで拡大する予定。地下鉄やビル内も順次エリア化していく。

 コンテンツ面では、有名ゲームを中心とした数々の移植ゲームから訴求を図る。N900iにはドラゴンクエスト、P900iにはファイナルファンタジーがプリインストールされており、そのほかサッカーチーム作成ゲーム「サカつく」など(1月30日の記事参照)、数多くの名作ゲームが提供される予定だ。

FOMAが200万契約突破

 900iシリーズ投入を目前に、FOMAの契約者数が200万を突破した(1月29日の記事参照)。100万契約突破までは2年かかったが、その後は4カ月で倍増。伸びに拍車がかかっている。

 このままドコモが順調にFOMA契約者数を伸ばせば、第3世代携帯電話(3G)での戦いが本格化する。3Gで先行するKDDIに、どこまでドコモが迫れるか。そして出遅れたボーダフォンはどんな手を打ってくるのだろうか。

香港でもW-CDMA方式の3Gサービス開始

 香港でも第3世代携帯電話サービスが始まった(1月28日の記事参照)。運営するのは、ドコモが出資するHutchison3G。通信方式は、ドコモやボーダフォンと同じW-CDMA方式だ。ドコモのFOMAとテレビ電話を行うことも可能になっている(1月29日の記事参照)。

 Hutchison3Gのサービス提供国はイタリア、英国、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、オーストラリアと合わせて7カ国。世界各国でも、徐々に第3世代携帯電話サービスが始まりつつある。

200万画素カメラ市場、広がる

 現在のところ、auのカシオ製端末、ドコモのシャープ製端末、ボーダフォンのシャープ製端末の3機種が、200万画素カメラを搭載している。しかし、今後はさらに多くの端末が200万画素カメラの採用に踏み切るかもしれない。

 シャープがオートフォーカス付きの200万画素カメラモジュールを発売したほか(1月27日の記事参照)、オリンパスは200万画素超に向けた携帯電話向けのレンズを発表した(1月26日の記事参照)。部品メーカーは200万画素カメラの市場が大きいと判断した。シャープやオリンパスの部品を使うことで、これまで以上にカメラの高画素化が容易になる。

さて、来週は?

 2月最初の週は、KDDIが、地磁気センサーとキセノンフラッシュ(カメラと同等のフラッシュ)を搭載した「A5502K」を発売する予定だ(1月27日の記事参照)。カーナビのように道案内をしてくれるEZナビウォーク対応機の中でも、ハイエンドとなる。

 2月5日前後には、最初の900iシリーズが発売される可能性が高い。コンテンツプロバイダは着々と準備を進めており、あとは端末が出るのを待っている状況だ。着目点は2つ。どの程度の価格で登場するのか、そして販売数の初速を見ることで、900iシリーズ全体の成否を占うことができる。

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