コラム
» 2004年04月16日 20時58分 UPDATE

各キャリア1円ラッシュ!:安価な入門モデルの選び方 (1/2)

春の買い替えシーズン到来に伴い、各キャリアとも販売価格を大幅に引き下げてきている。特にドコモとボーダフォンは“1円ラッシュ”だ。どの端末がいくらくらいなのか、そして“入門モデルでも外せないポイント”は何だろうか。

[斎藤健二,ITmedia]

 春といえば卒業、異動など新しい環境への第一歩を踏み出す季節だ。この機会に新しい携帯を購入しようと考えるユーザーも多いと思う。多機能なハイエンド携帯が話題に上ることが多いが、新規1万円前後の安価な入門モデルの選び方を考えてみることにしたい。

1円ラッシュのドコモとボーダフォン

 携帯を購入するときに、何を差し置いても気になるのは価格。0円から4万円近くまで幅があり、選び方で出費は大きく変わる。今3万円以上の機種でも、1年たてば1円近くなる場合も多いだけに、無理にハイエンドを選ぶのではなく今の自分に必要な機能かどうかを見極めることが大事だ。

 16日時点での都内量販店での新規価格をざっと見てみよう。

ドコモ
505i0〜1円
505iS9800円
FOMA 2102V8190〜8599円
252i0〜1円
KDDI
W21H1万7640円
A5405SA1万3440円
A1402S
A5503SA
A5404S
A5401CAII1万290円
A1304TII1円
ボーダフォン
V601N1万3440円
V301SH1万290円
V401SH7140円
V302T1円
J-0x1円

 目を引くはドコモとボーダフォンだ。最新機種はともかく、型落ちとなる505iはいずれも1円。半年前の最新機種の505iSも9800円だ。テレビ電話ができるFOMA 2102Vシリーズも9000円を切っている。

 ボーダフォンは、シャープ端末とテレビが見られる「V601N」以外は1円。メガピクセルカメラ搭載の「V401SH」も7000円台で手に入る。

 これに対し、強気の価付けが目立つのがKDDI。1円端末はBREW対応モデル「A1304TII」の1機種のみ。そのほかの型落ち端末も1万円を超えている。この価格でありながら、純増数月間トップを走り続けているのだから、今のKDDIの勢いが分かる(4月7日の記事参照)。

入門モデルの選び方

 “入門モデル”といっても、最近の携帯はどれも高機能だ。液晶はもちろん大画面カラーだし、カメラも付いている。2万円、3万円するハイエンド機種と何が違うのかを、キャリア別にまずは概観しよう。

 ドコモの場合、大きく3パターンに分かれる。FOMA 900i系の現行ハイエンド505i系の型落ちハイエンド、252i系のエントリーモデルだ。

系統 通信速度 iアプリ 着うた その他
900i 384Kbps 500Kバイト デコメール、テレビ電話、メガピクセルカメラ
505i(S) 28.8Kbps 130Kバイト × メガピクセルカメラ
252i(S) 28.8Kbps × × 31万画素カメラ
通信速度はダウンロード速度

 3種類のうち、この春狙い目の入門モデルは、505i(S)と252i(S)だ。機能的にはiアプリが動くかどうか、カメラがメガピクセルかどうかが大きな違いだ。

 機能を重視するなら、価格がこなれた505i(S)がお勧め。通信方式もソフトウェアの作りも熟成されたハイエンド機種だ。ただし、高機能だけに大きく重い点は否めない。「小さくて軽い端末が欲しい」という人には、252i(S)だ。カメラは31万画素になってしまうが、携帯としての基本性能に不満はない。

 KDDIの場合も、ラインアップは3系統。パケット定額制プランが用意された1X WIN系と、GPSに加えアプリ機能も備えたA5000系、エントリーモデルのA1000系だ。

系統 通信速度 アプリ 着うた GPS
1X WIN 2.4Mbps
A5000 144Kbps
A1000 144Kbps ×
通信速度はダウンロード速度。1X WINはアプリとGPS対応がまちまち

 入門モデルとしてお勧めなのが、A1000系とA5000系の型落ちモデル。GPSを活用したいなら、「EZナビウォーク」対応でラジオも聴ける「A5503SA」が1万円前半まで下がっている。カメラで選ぶなら、メガピクセルカメラを積んだ「A5404S」が1万円前半、「A5401CAII」が1万円ちょっとだ。小型薄型軽量端末が欲しいという人にも選択肢は多い。厚さ20ミリでデザインに凝った新機種「A5405SA」も1万円前半。小さくコンパクトながら2.3インチQVGA液晶を搭載した「A1402S」も1万円前半だ。

 ボーダフォンの場合は、3G携帯のVGSと、パケット通信対応のV601シリーズ、安価なV300、V400、J-0xシリーズの3種類に分かれる(2003年9月25日の記事参照)。

系統 通信速度 アプリ 着うた
VGS 384Kbps
V600 28.8Kbps ×
V300、V400、J-0x 9.6Kbps ×
通信速度はダウンロード速度。V300、V400、J-0xのアプリ対応はまちまち

 価格面からお勧めしたいのが、「V401SH」「V301SH」。V401SHは7000円台の価格ながらSDカード対応でメガピクセルカメラ搭載。V301SHはコンパクトなボディがポイントだ。いずれも液晶はQVGA対応だ。

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