ボーダフォン「902SH」が発売

» 2004年12月29日 14時49分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 今年初めての雪が都心に降る中、ボーダフォンの3G端末「902SH」が関東・甲信地区で発売になった(12月28日の記事参照)。同社は7機種の3G端末投入を予定しているが、902SHは5機種目。海外製端末を積極投入するボーダフォンにあって、初めて国内メーカー──シャープの製品だ。

 ボディ部分は銀、液晶部分は白に塗られた「ミラーホワイト」が当初のカラー。都内量販店では天候のせいもあってか、品切れには至っていない。

 気になる価格は、新規2万6040円(都内量販店・ITmedia調べ)。機種変更の場合は2年以上でも2万7300円、1年未満では3万8850円と、ボーダフォン3Gの中でも強気の価格設定となっている。

機種 メーカー 新規価格 1年以上1年6カ月未満
902SH シャープ 2万6040円 3万1500円
802SE ソニー・エリクソン 1万8690円 2万4150円
702NK ノキア 1万5540円 2万1000円
702MO Motorola 8190円 1万3650円
702SMO Motorola 6090円 1万1550円
都内量販店での参考価格。ITmedia調べ

 機能面でいえば、従来のシャープ製ボーダフォン端末の例に漏れず、考えられる機能をすべて盛り込んだのが902SH。

 液晶は2.4インチQVGA対応のモバイルASV液晶。カメラは光学2倍ズーム対応のオートフォーカス付き202万画素CCD。回転2軸ヒンジを備え、デジカメスタイルでの撮影も行える。液晶背面にはステレオスピーカーも搭載した。外部メモリスロットはSDカードだ。

 同梱物も多彩だ。AV出力用のケーブルのほか、イヤホン、イヤホンと接続するステレオイヤホンマイク(平型)。そして240V対応のACアダプタ、卓上ホルダが同梱されている。別途購入する必要があるのはSDカードくらいだ。また、BluetoothやUSBでPCと接続するためのユーティリティCD-ROMも付属する。902SHをモデムとして利用したり、電話帳データやデータフォルダ内のファイルをPCとやりとりできる。取扱説明書の英語での記述が充実していることも、グローバルな端末であることを伺わせる。

 通信機能は、W-CDMAと海外で主流のGSM/GPRSのデュアル。サブカメラを備えテレビ電話もこなす。ハンズフリー用途などに利用できるBluetooth機能も内蔵した。

左は2.5Gのハイエンド「V602SH」。デザイン的にも902SHが後継機的位置づけだ。機能面で惜しいのは、「お天気アイコン」がなくなったこと(2003年12月6日の記事参照)

 気になる点は、従来のシャープ製端末と操作系が変わったこと。[クリアボタン]は十字キーの真下に、発着信履歴は十字キーの左右に割り当てられた。いってみれば、ほかの国産端末と同様の操作系になったともいえる。

 多機能ハイエンド端末だけに、サイズや重さも気になる点だ。回転2軸ヒンジ端末の例に漏れず、スクエアな形状を持ち、重さは149グラムとヘビー級。

※12月29日17時付記

 初出で、「ブラウザ利用時の「戻る」について店頭およびお客様センターでも「パケット料金が発生する」という注意をされた」と記載しましたが、ボーダフォンに再度確認したところ、「902SHについては従来のPDCと同様、キャッシュを読みにいくのでパケット料金は発生しない」という回答を得ました。「戻る」動作時にパケット通信が起きるのは、これまでに発売された海外製の3G端末に限ります。

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