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» 2005年12月07日 22時47分 UPDATE

「WX310SA」ロードテストNo.2:パワーサーチって何だろう? キーの長押しをチェックする

WX310SAにもキーの長押しでアクセスできる機能があります。まずは待受状態から各キーの長押しで使える機能を調べてみました。そこで出てきた「パワーサーチ」。これってなに?

[memn0ck,ITmedia]

 すでに「WX310SA」を10日ほど使っていますが、やはりハンズフリー(テブラ)機能は便利ですね(8月18日の記事参照)。音声定額サービス「ウィルコム定額プラン」との相性はバッチリです。WX310KのBluetoothヘッドセットとどちらがいいのか考えましたが、個人的には充電しなければならないBluetoothヘッドセットよりもテブラ機能のほうがいいなと思ったのです。この点もWX310SAを選択した基準の1つでした。

 また、「WILLCOM MANIACS 2005」(+Dブログ)の検証でWX310Kを利用していたときに、手持ちのBluetoothヘッドセットだと多少音質が下がる感じがしていたのです。だったらテブラのほうがいいかなと思ったというのもあります。

 テブラだと雑音が入ったりして、PHSが本来持つ高音質を体感できませんが、端末を置いて作業をしながら話せるなど利点は多いです。外で使うときはイヤホンマイクを使って、クオリティの高い音質で快適に通話していまし、音声定額、いいですよ!

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左がイヤホンマイクを接続しているところ。WX310SAは、携帯電話と同じ平型イヤホン端子を装備しています。auのW32Hに付属していたオーディオリモコン付きイヤホンマイクを使っているのですが、リモコンも機能しました。右がテブラ機能で通話中の画面。実際には、長時間通話していると自動で液晶のLEDは消える設定になっているので、LEDは点灯していません。左ソフトキーにより手軽にテブラ機能のオン/オフを切り替えられます

待受時にキーの長押しでできること

 今回は、待受時に各キーを長押したときにどんな操作ができるかをまとめてみます。

 その前にまず、普通に押した場合について触れておきましょう。十字キーは上が発信履歴、下が着信履歴、右がアドレス帳、左がスケジューラです。何のことはない割り当てなのですが、今まで利用していた京ぽん「AH-K3001V」や「FOMA SA700iS」では左右キーが発着信履歴だったため、上下の発着信履歴にまだ馴染めないでいます。そのうち慣れると思いますが……。

  • 長押しでアクセスできる機能

キー機能
メールボタンメール新規作成
Webボタンフルブラウザのホームページを表示
▼(My A/a)ボタンパワーサーチ
▲(カメラ/文字)ボタンJavaアプリメニュー起動
MENU(決定)ボタンカメラライト(LED) オン
通話ボタンLI送信(LI送信オン時のみ)
終話(PWR)ボタン電源オフ
十字ボタン上優先モード切替(待受モードを「公衆/グループ」時のみ)
十字ボタン左
十字ボタン下
十字ボタン左
十字ボタン右
CLR/マナーボタンマナーモード オン/オフ
数字ボタン1時短検索ア行
数字ボタン2時短検索カ行
数字ボタン3時短検索サ行
数字ボタン4時短検索タ行
数字ボタン5時短検索ナ行
数字ボタン6時短検索ハ行
数字ボタン7時短検索マ行
数字ボタン8時短検索ヤ行
数字ボタン9時短検索ラ行
数字ボタン0時短検索ワ行
#ボタンドライブモード オン/オフ
*ボタン位置情報送信(位置情報自動送出機能オン時のみ)
側面マナー/RECキーマナーモード オン/オフ

 長押しで使える機能で目立つのは、「時短検索」と「パワーサーチ」。先日、WX310SAのブログ執筆の際にお会いした三洋電機の方が「時短技術は三洋の特許ですから」と言っていました。確かに、昔から各通信会社の三洋電機製のケータイには時短検索が搭載されているし、時短プレイやら時短ビデオ、時短乾燥と三洋電機の製品には“時短”がよく付いてました。

 パワーサーチは“PHSならでは”ともいえる、アンテナをサーチ(検索)する機能です。「そんなの電波マークで分かる」という人もいると思いますが、これは改めてサーチしなおすという機能です。電波が弱く基地局が多いPHSなので、“圏外だったけれどサーチしなおすと見つけられた」というシチュエーションがあるかもしれません。実際には、そこまで大きな違いを感じる場面に出くわしたことはありませんが、より環境のよい基地局を見つけていることもあるかもしれません。

 他メーカー端末で同等の機能といえば、京セラ端末の「しっかリンク」があります。昔、PHSを使っていた人ならパワーキャッチとかサーチウェイブといった機能を覚えている人もいるかと思います。めったに使うことはないのですが、暇な時には何度もやってしまったりすることも。LI送信や優先モード切替などもPHS独特ですね。

 長押しでアクセスできる機能の中でよく使っているのは、Javaアプリメニューとフルブラウザのホームページ表示です。この2つについては、ショートカット機能の“マイメニュー”やフルブラウザの利用方法を紹介するときに詳しく説明する予定です。メールはだいたい返信で対応しており、新しく作る場合はアドレス帳から作成するので、まだ時短検索のほうがよく使っている感じです。マナーモードのオン/オフも使いますが、あまり意識せず使っているといったところでしょう。

sa02.jpg
パワーサーチ画面。十字キーの右側にある▼(My A/a)ボタンを長押するとサーチできる。「パワーサーチ OK」と“○(丸)”が出ているので、きっちりとアンテナをつかんでいることが分かります

memn0ck

 ハンドル名は「memn0ck」と書いて、「メムノック」と読む。ケータイ・モバイル情報マニアで、小さなデジタルガジェットに目がない。趣味でケータイ・モバイル関連の個人ニュースサイト「memn0ck.com」を運営しているが、日常は白衣を着た理系野郎。1976年東京生まれ。


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短期集中ロードテストとは

 ITmediaのライターが、普段使いの携帯電話の模様をレポートする連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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