調査リポート
» 2007年10月29日 00時30分 公開

携帯向け電子書籍は女性に人気、年齢が低いほど満足度高く

ネットエイジアが携帯向け電子書籍の利用動向に関する調査結果を発表。女子高生の利用経験率が高く、年齢が低いほど満足度が高い傾向が見られる。

[ITmedia]

 ネットエイジアは10月25日、「ケータイ電子書籍についての調査」の結果を発表した。調査は2007年10月16日から同19日まで、同社のモバイルリサーチで実施したもので、対象は15歳から29歳までの携帯電話ユーザー。合計600名の回答を集計した。

 同調査によれば、ケータイ電子書籍の認知度に男女差や年代の差はほとんど見られず、約9割がケータイ電子書籍を認知しているという。他方、実際の利用経験者は全体で5割強。特に15歳から19歳の利用経験率が約6割程度となり、他の年代より高かった。中でも女子高校生の利用経験率は、約8割と著しく高い。これに対し、利用経験率が低いのは、大学生の男性で約4割となっている。

 現在、ケータイ電子書籍を利用している人に、利用方法について聞いた結果、「月々定額(読み放題)を利用」が9.3%、「作品ごとに購入」が13.2%、「月々定額(読み放題)と作品ごとの購入の両方」が4.9%と、有料利用者が27.4%となった。中でも、有料利用が多いのは社会人の女性で、高校生の有料利用者と比べるとその割合は約3倍。利用金額の平均は、全体では月額382円、男性では332円、女性では413円だった。

 ケータイ電子書籍利用者の満足度は、「非常に満足」が6.2%、「まあ満足」が34.6%と、約4割が満足と回答している。満足度が最も高いのは、女子高校生の63.0%で、全体の傾向として、年齢が低いほど満足度も高い傾向が見られた。不満は利用者全体の2割程度だったが、10代では7.1%と1割を下回った。不満の理由は、「読みにくさ」が59.4%と最も多く、以下「利用料金が高い」が40.6%、「閲覧ソフトのダウンロードなどが面倒」が34.4%で並んだ。

 利用ジャンルは、全体としては約7割が「コミック」を読んでおり、「小説」は6割程度。これに対し、「ゲーム・アニメ」は15.4%、「写真集」は8.3%と利用率は低かった。

 ケータイ電子書籍の利用意向を全員に聞いたところ、「利用したい」が約3割、「利用したくない」もほぼ同率となった。利用したくない理由は、「本で読むほうが好きだから」が47.8%と最も多く、次いで多いのは34.8%の「読みにくい」。そのほか、30.8%の「無料でない」、27.4%の「利用料金が高い」といった、料金に関わる意見も多かった。

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