メディアシークは9月19日、女子中高生中心とした10歳から21歳までの女性を対象に行った、漫画に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2007年9月12日から同13日まで、同社が運営する無料デコメ素材サイト「デコストリート」の利用者に対して行ったもので、有効回答数は463人。
同調査によれば、漫画以外の本を読むのが好きなユーザーは、「好き」が44%、「まあまあ好き」が29%、「あまり好きじゃない」が24%、「嫌い」が3%と、大多数が読書を好むことが分かった。また、漫画が「好き」な人は61%、「まあまあ好き」なのが14%、「あまり好きじゃない」が25%で、「嫌い」という回答は0%だった。
定期購読しているコミック雑誌があるのは全体の23%。実際に購読している雑誌は1位が週刊少年ジャンプと、少女向け雑誌ではなく少年漫画誌がトップとなった。好きな漫画は、「家庭教師ヒットマンREBORN!」が1位、「NANA」が2位、「銀魂」が3位とうい結果で、次にドラマ化して欲しい漫画は「僕らがいた」「ラブ★コン」「僕の初恋を君に捧ぐ」という順になった。
携帯コミックを利用したことがあるのは31%。69%が「ない」と回答している。また、漫画を読んでいてもおかしくないと思う年齢については、「10代まで」が4%、「20代まで」が11%、「30代まで」が4%、「年齢は関係ない」が81%だった。
なお、最近の少女漫画には性描写が過激なものも多く、また暴力シーン、残酷なシーンなどが多いと大人が騒いでいることについては、見たい人は見て見たくない人は見なければいい、予備知識がない方が誤った情報を信じやすいから、規制するのではなく、きちんと知識を与えるべき、といった意見が寄せられたという。
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