携帯コミック、女子中高生の約3割が「読んだことがある」

» 2007年09月20日 14時25分 公開
[ITmedia]

 メディアシークは9月19日、女子中高生中心とした10歳から21歳までの女性を対象に行った、漫画に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2007年9月12日から同13日まで、同社が運営する無料デコメ素材サイト「デコストリート」の利用者に対して行ったもので、有効回答数は463人。

 同調査によれば、漫画以外の本を読むのが好きなユーザーは、「好き」が44%、「まあまあ好き」が29%、「あまり好きじゃない」が24%、「嫌い」が3%と、大多数が読書を好むことが分かった。また、漫画が「好き」な人は61%、「まあまあ好き」なのが14%、「あまり好きじゃない」が25%で、「嫌い」という回答は0%だった。

 定期購読しているコミック雑誌があるのは全体の23%。実際に購読している雑誌は1位が週刊少年ジャンプと、少女向け雑誌ではなく少年漫画誌がトップとなった。好きな漫画は、「家庭教師ヒットマンREBORN!」が1位、「NANA」が2位、「銀魂」が3位とうい結果で、次にドラマ化して欲しい漫画は「僕らがいた」「ラブ★コン」「僕の初恋を君に捧ぐ」という順になった。

 携帯コミックを利用したことがあるのは31%。69%が「ない」と回答している。また、漫画を読んでいてもおかしくないと思う年齢については、「10代まで」が4%、「20代まで」が11%、「30代まで」が4%、「年齢は関係ない」が81%だった。

 なお、最近の少女漫画には性描写が過激なものも多く、また暴力シーン、残酷なシーンなどが多いと大人が騒いでいることについては、見たい人は見て見たくない人は見なければいい、予備知識がない方が誤った情報を信じやすいから、規制するのではなく、きちんと知識を与えるべき、といった意見が寄せられたという。

関連キーワード

電子書籍 | 電子コミック | 中高生


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年12月06日 更新
  1. ソニーの無線イヤフォンが5444円に値下げ 高音質技術DSEE搭載:Amazonブラックフライデー (2024年12月05日)
  2. 健康保険証に代わる「マイナ保険証」に申請しないとどうなる? 利用方法や注意事項まとめ (2024年12月04日)
  3. PayPayが「他社クレジットカード」への対応継続に向けた検討を実施 2025年夏以降の提供を目指す (2024年12月05日)
  4. SMS、MMS、RCS、iMessageの違いは? 今さら聞けないスマホの「メッセージ」サービス (2024年12月05日)
  5. 新「Rakuten Link」の使い勝手を検証する AIアシスタントは便利だが、無料通話を実感しづらい理由 (2024年12月06日)
  6. 物理キーボード搭載のiPhoneケース「Clicks」発売 実機を試して驚いた“完成度の高さ” (2024年12月03日)
  7. d払い、dポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜10万ポイント還元を見逃すな (2024年12月03日)
  8. ビックカメラ、東京都ならコード決済で最大1.2万円還元 dポイント最大20%還元、PayPayポイント最大5000円相当の還元も (2024年12月04日)
  9. au PAYとPontaのキャンペーンまとめ【12月4日最新版】 抽選で1万〜5万ポイントが当たるチャンスあり (2024年12月04日)
  10. 楽天モバイルの“株主優待SIM”を使ってみた 毎月30GBを1年間、サブ回線の運用に最適 (2024年07月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー