データ通信カードの販売ランキングは前回と同じく、イー・モバイルの「D01NE」(NECインフロンティア製)、auの「W05K」(京セラ製)、ウィルコムの「AX520N」(NECインフロンティア製)、“定額+高速”が特徴の1つである各キャリアの的なデータ通信端末が三つ巴の争いを演じている。
ここへ新たに加わってきそうそうな端末が2月早々に登場する。それが、現在首位を走るD01NEのリニューアル版として、待望の7.2Mbps通信に対応する「D02NE」だ。
この新機種はおそらく「(他社データ通信端末を持っていれば……などのキャンペーン価格にて)端末価格1円」というわけにはいかず、かつ現ユーザーもおいそれと機種変更できる価格ではないかもしれない(現USIMを差し替えて使える、端末のみの販売も行う予定ではある)が、これから契約する新規ユーザーにとっては“7.2Mbps対応+WindowsノートPCで使いやすいPCカード型”というスペックが大きな魅力だ。ちなみにD01NEやD01NXは、イー・モバイルオンラインストアの他社乗換キャンペーンで、端末価格1円で販売されている。初期費用が大きく違うので、すべてのユーザーがD02NEへ行くわけではないだろう。
そのほか、イー・モバイル端末はD01NEのほか、CF型の「D01NX」も好調だが、もう1つの主力機種「EM・ONE」とWindows Mobile 6搭載のリニューアル版「EM・ONEα」の順位がじわじわ落ちているのが少し気になる。思えばEM・ONEはイー・モバイルの開業とともに発売した端末であり、そろそろ1年が経つわけだ。この機種がリニューアルするとなると、どのようなスペックで登場するだろう。
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